Paraglider JOHO box.[What's JHF*<JHSC>*安全性委員会]
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緊急掲載!
JHF安全性委員会は2002年3月30日、安全性委員会のホームページを独自のサーバーに開きました。
今まで、他のJHF委員会は独自のサーバーを使用していましたが、安全性委員会だけが、JHFサーバー内に
ホームペーが有りました。今回の独自サーバーでのホームページ運用は安全性委員会の独自性を高め、
特に調査報告の客観性維持に重要です。JHFの広報担当理事に対し、法務委員会担当理事から、JHFホームページの
内容の更新と相互リンクの指示が 3月28日に出ていますが、更新もリンクもされていない状況が続いています。
10分もかからない作業が、いまだに行われない事に危機感を持ち、内容をこの場に転載・保全することにしました。
私たちJHFフライヤー会員は、このインターネット上に公開された情報を全員で共有しましょう。
せっかく掲載された安全性委員会の情報が削除されかねない状況なので、重要な内容を全文保存するために、この場に転載します。
●JHF安全性委員会ホームページ内容を転載します。
http://www8.ocn.ne.jp/~samjii/jhsc/ ←#JHF 安全性委員会ホームページより転載
平成12(2000)年度安全性委員会事業(活動)報告書
平成13年3月31日
(社)JHF安全性委員会委員長 城 涼一
一、委員氏名、役割(詳細は添付書類参照)
委員長 城 涼一 委員 後藤 望 野口 恵仁
副委員長 西本 一弘 安田 英二郎
各委員の役割分担にしたがい次のように小委員会(=部会)を設けた。
(1)型式登録審査部会
責任者;西本
構成員;島野、野口、(岡、矢ヶ崎)
(2)安全対策部会(PG部会・HG部会)
責任者;PG/城、HG/西本
構成員;後藤、安田
(3)事故調査部会(当分の間、機材調査試験部会を兼ねる)
責任者;安田
構成員;野口、城、(泉、幸路) 尚、( )内は専門委員。
二、委員会(会合)実績(日時、場所、内容) 内容については議事録添付。
1.2000年8月28日、JHFにて、 新JHSC第一回全体会議
会長の運営規程説明と型式登録継続要請。 委員の初顔合わせと簡単な役割分担の確認。
2. 同年9月25日、JHFにて、 第二回全体会議
前委員数名と引継ぎをおこなう。 消防庁への救急法についての要望書検討。
3. 同年11月20日、JHFにて、 第三回全体会議
型式登録審査作業行程確認。委員会の活動事項の確認。
九州でのHG死亡事故報告。JHSCの来期活動内容の意見提示等。
4.2001年1月15日、JHFにて、 第四回全体会
新世紀のJHSC活動を方向づける「JHSC具体的活動方針」の決定を確認した。
同時に年間事業計画でもあるので重点項目と役割分担を確認した。
JHSC運営規程に則り、 小委員会を設けた(上記囲み内の記述を参照)。
5. 同年1月29日、東京駅周辺にて、 JHSC安全対策部会(小委員会)
「JHSC救急法・安全セミナー」の内容等確認。イカロス出版の取材に対応した。
三、事業(活動)実績(日時、場所、内容、等)
1.従来からの継続活動
1-1.型式登録審査の実施(詳細はJHFリポート及びJHSCホームページ参照)
1-2.事故報告 ( 同上 )
1-3.事故調査 ?九州での死亡事故の調査及び事故調査打ち合わせ会議。
?岡山で数件の事故についての聞き取り調査。
?2月15日付けで「室根山のいわゆるベテランパイロット死亡事故」について再報告と機体の借用をお願いした。 すでに再報告と機体の提供を受け、現在、担当委員が検討中。
1-4.安全性に関する意識の向上を図るための活動
?2000年11月20日西本、後藤委員が消防庁に出向き救急法について要望。
(「頚椎損傷が疑われる場合の対処法」について一般の救急法講習では不十分なため消防庁等への要望を行った。)
?JHSC運営規程の「勧告」活動として「ウッカリミス防止策=クロスチェックをJHFリポート2001年3・4月号に掲載。
?イカロス出版に「JHSC緊急アピール」を連載開始(後藤委員)。
?2001年2月 岡山県連へ「救急法・安全セミナー」のために委員を派遣した。
?クロスチェック・ハングチェックシートの作成。
2.広報活動
JHSCホームページの充実のため、日下部 はく氏に作業を委託した。
型式登録、事故報告等を迅速に情報提供できる態勢が整った。
3.安全性を確保するための積極的活動
3-1.PGレグベルトの締め忘れ等に起因するとみられる死亡事故が頻発したため、「締め忘れ防止のための廉価なタグ(リボン)」を試作。試験的使用の後、JHF登録スクール等に配布することとした。作り直しをしたため、2001年4月下旬にJHF登録スクール等への送付が完了予定。
3-2.(2001年度の活動内容を一部先取りし、「暗黙知を形式知に変換する諸作業」の一環として)
競技自転車選手のウエアが擦過傷、打撲等の身体保護を特に考慮して開発されてきている(擦過傷等はほぼ無くなったとの事)ことに着目。
この技術をHG/PGに転用できないか。練習生用の身体保護とパイロットの使用も考慮しつつの試作を検討中。
四、2000年8月28日〜2001年3月までのその他活動内容の補足
1.制度委員会と連携し、「JHF優良パイロット表彰規定(規程)」の検討中。
2.「安全対策委員」制度の実施及び起案準備。
3.尚、1,2.について星野担当理事により理事会に上程することが決定。
4.「JHSC優良パイロット表彰」の実施準備。
5.HG/PGの「ルールブック」にJHSCの型式登録制度と整合しない部分があるため、その確認と訂正をHG/PG各委員会に書面で要請した。
HG競技委員会は連携・協力を回答。
PG競技委員会は回答なし(2001年3月31日現在)。
6.教習検定委員会に「JHF教本」の改訂作業と「講習内容」にJHSCの問題意識を反映させるため、連携・協力の要望を書面にておこなった。
7.2000年8月28日第一回全体会議以来250回を超えるメーリングリストでの討議がなされた(2001年3月31日まで)。
五、平成12(2000)年度の反省、課題
全委員が入れかわっての出発であったわりに、健闘したのではないかと自負している。他方、委員会活動上の助言を得られず、理事間のJHF活動についての認識・知識レベルも均一でなく、戸惑うことが多々あった。
委員間の意思疎通はかなり良いと思われるが、JHFの組織実態に精通していないのは予算編成等で当委員会不利に作用した。
「JHSC具体的活動方針」で全体構想(ビジョン)と事業(活動)内容さらには、来期(2001年)年間事業計画を極めて短時日のうちに明確化し提示していただけに、残念に思っている。
思うに、
委員会活動は内容の策定(実体面)と実施の準備(手続面)に大きく分かれている。
内容の策定をほぼ一からはじめなければならなかったのであり、この点は半年足らずで達成し大いなる成果である。 また、「あるべきJHSC」の広報にも十分配慮したことは、フライヤー会員の知る権利の実現に寄与し適切だったと思われる。
今後は「実施」にむけていかにすべきかに専念できる。
ただ、反省すべき点は、予算編成等実施についての助言を委員会が進んで理事会に求める余裕が必ずしも十分でなかったことであろう。
また、折角の活動成果を理事会に迅速に報告することもできていたか、反省の余地が全く無いとはいえない。
JHF活動上の仕組みについても積極的に明確に意識しつつ、理事会との連絡を今まで以上に密にし、活動内容の実現に専心したい。
以上、2000年度の反省と2001年度への委員会活動全般に通じる課
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11. 2000年活動報告 |
12. 委員の紹介 |
13. 歴代委員長 |
14. 優良パイロットについて |
15. 安全対策について |
16. 事故報告 |
17. JHSC登録機リスト |
18. 各種用紙 |
19. (社)日本ハンググライディング連盟 |
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