1.レスキューパラ開傘体験記(スカイダイビング編)


 私は昨年、パラだけでは気が済まずに(?)スカイダイビングでもレスキューパラのお世話になってしまいました。
 これはその直後に、パラ・ハングMLにメールしたものです。

みなさんこんにちわ。世良@またもや開いた〜!です。

 今年、6月8日にパラグライダーでリザーブ(予備)パラシュートを開く羽目
になった件は以前このMLで報告しましたが、再度、開傘する羽目になりました。
 だだし、今度はスカイダイブです。(^^;

 11月1〜3日、久々のスカイダイブ。
 馬鹿な私は、リパックのために事前にパラシュート装備を送るのを忘れて、当
日持っていきましたが、リザーブ(予備)パラシュートのリパックが込み合って
て間に合わないので(注1)、泣く泣くレンタル。
 同じ物をずっとレンタルできれば良いのだが、借りる人はいっぱいいるので、
その都度違う装備になってしまう。自分で使うメインキャノピーは自分でパック
したいけどそうもいかない。
 さて、11月3日の2本目のジャンプ。
 いつもと違う種類の装備なのがちょっと気になる。
 12500ft(約3800m)から4人で飛行機を飛び出し、いろいろとやっ
た後4000ft(約1200m)で分かれて3000ft(約900m)でリップ
コードを引いた。
 開傘するが、いつもは頭の上に上がってくるような感じなのに、斜め上に上が
っていくような感じだ。何か変だ。目の前でライザーがツイストしている。
 セオリーどうり、両手でライザーを開いてツイストを直そうとするが堅くて直
らない。
「?」と思っていると、旋回に入りだした。
 キャノピーを良く見ると、左から1/3ぐらいの所でラインがくぐってキャノ
ピーが変形している。
 「ああ、こりゃどうしようもない!」と思い、胸前のカットアウェイハンドル
とリザーブパラシュートのリップコードを確認すると、カットアウェイハンドル
を両手で持って引く。一呼吸おいてリザーブのリップコードを引こうとすると、
スチブンスシステム(注2)でリザーブブパラシュートが開傘して開傘ショック
を感じる。
 上を見ると、きれいなピンク色のキャノピーがある。新品だ。(あたりまえ
だ!)それにしても小さい。沈下速度が速い。滑空性能もメインキャノピーより
は悪いようだ。(注3)
 メインキャノピ−とインナーバッグが風に流されながら落ちていくのが見える。
 さてどこに降りようかと下を見ると、こちらに来いと手を振って誘導している
のが見える。誘導に従い、無事にランディング。

# 降りてから足が震えました。

 リザーブ開傘のショックで胸につけてある高度計が口に当たって、少し口の中
を切りました。ちょっと腫れてます。(胸前を見てる最中に開いたので)

 さて、地上に降りて「ああ怖かった」と言っていると、クラブの事務担当のダ
イバーが紙を持ってきて「これにできるだけ詳しく書いて下さい」とのこと。
 よく見ると、「事故報告書」の様式で、状況、原因、対処などを詳しく書くよ
うになっている。ここでは随分昔から事故があったらこれを書くようになってい
る。書いた内容は、要約して年何回かでる会報に載るようになっている。
 いろいろと質問もされる。「(メインは)どんな開き方だった?遅くなかった
か?ラインのくぐり方はどっち方向?」などなど。

# パラではこんなことあまりしませんね。

 前回のパラグでのリザーブ開傘の時、JUMP仲間から「次は、すかいだいびんぐ
のリザーブですね」とメール貰いましたが、そのとうりになってしまいました。

# 冗談から出た駒?

 それにしても、わずか半年たらずの間に、パラグとスカイダイブの両方でリザーブの
お世話になるとは・・・・ものすごい確率!これがジャンボ宝くじだったらな〜。
 でも日本全国で、今年両方で開いたのは私ぐらいかな?

 いずれにしろ、無事で良かったです。

# きっと、パラでもスカイダイブでも常に持っている飛行神社のお守りのおかげ
# です。降下じゃなかった効果満点です!

(注1)スカイダイビング用のリザーブシュートは120日に1回、有資格者に
   リパックしてもらわねばならないと決まっている。一般的に四角形の操縦
   可能な物なので、複雑なため結構時間がかかる。
(注2)メインパラシュートをカットアウェイすると、リザーブシュートのピン
  が抜けるようになっているシステム。
  ただし、空中接触の場合は、かえって危険なので、つまみを引っ張るだ
  けで解除できるようになっている。
(注3)円形ではなく、一般的には四角形のものです。だからメインキャノピー
 と同じく操縦が出来ます。操縦性があるので、カットアウェイしないとメ
 インと絡まってしまう恐れがあります。

以上


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