風待ち(三代目)

(スカイスポーツ情報最優先!!)


プレッシャー 投稿者:sera@skymate(管理人) 投稿日:10月21日(木)22時04分57秒 
こっちじゃYuppeから・・・。あっち(第二掲示板)じゃkazueさんから・・・。(^^;;;
はいはい・・・もうしばらくお待ち下さい。今度こそホントに更新しますので・・・。
ネタはあれもあるこれもある・・・・。しかし・・・来週のF1四国三郎で飛べたら、
とりあえずそれをネタにしようかな?

1周年おめでとう! 投稿者:yuppe 投稿日:10月21日(木)11時16分02秒 
これからもがんばってね!
いろいろな情報たのしみにしているので!
http://www.osk.3web.ne.jp/~yuppe/index.htm

1周年! 投稿者:sera@skymate(管理人) 投稿日:10月20日(水)22時38分53秒 
この掲示板とホームページが今日で1周年を迎えました。
それにしてもど〜のこ〜の言いながらも続くもんですね。(^^;
今で表紙が12/6のカウンター導入からで5528番。この掲示板が5/31のカウンター導入からで
8337番。第二掲示板が8/11のカウンター導入からで4426番です。
改めて数字見ると何か凄いな〜って人ごとみたいに思えてきます。(笑)
まあこれからもぼちぼちやっていきますので、みなさんよろしくねっ!!

何と!! 投稿者:sera@skymate(管理人) 投稿日:10月18日(月)22時37分49秒 
最近全然更新してないよな〜ってことで、過去の更新記録を見ていて気づいたのですが、
何と!!明後日(10/20)でホームページandこの掲示板の開設1周年になるではありませんか!!
それにしても、行き当たりばったりで作り出したホームページだけど、ここ最近は更新さぼって
るとは言うものの、何とかかんとか続くもんですね〜。
元来、飽きっぽい私としては驚いてます。

それにしても、この掲示板もいろいろとあったな〜・・・。(苦笑)(^^;;;(^^;;;

1周年迎えたら、超久々にまともに更新しようかな〜って思ってますので、あんまし期待
せずに待っててね!!(爆)

事故統計分析 投稿者:sera@skymate(管理人) 投稿日:10月16日(土)22時22分19秒 
について出ています。(↓)
但し英語ですので私にゃわからん・・・。(^^;;;
http://www.bhpa.co.uk/bhpa/latest/home1.html

Re:もう大変!  投稿者:sera@skymate 投稿日:10月16日(土)21時59分04秒 
充実した日々を過ごしているようですね。
ガーグルつ〜と、超混雑状態でマイク・クングが接触して緊パラ投げたそうですね。

それにしても海外のトップパイロットが来てる大会って、素晴らしい飛びを見れたり、いろんな
情報が聞けたりで得した気分です。
来年はどの大会に誰が来るのかな〜?

もう大変! 投稿者:Kazy 投稿日:10月15日(金)00時46分39秒 
毎日忙しい日々をCOOで過ごしてます。
1999年COOのフルーツカップは、JリーグとF1が併催ですから170名を越える
選手が集合し、100機を越えるガーグルは見物でした。
マイク・クングとリカルドのエアリアルの演技は超人技で、実際にTOの真上で低空まで
してくれる、非常に度肝を抜かれるものでした。
大会前から披露してくれて、それにジン氏やジミー・パスチャー氏が加わりスゴイ顔ぶれ
が揃い、素晴らしい大会だったと感じています。

いつのまにか 投稿者:sera@skymate 投稿日:10月08日(金)22時58分32秒 
8000番越えてるじゃないか!!
またGetできなかったよ〜!(;;

明日から3日間Jumperしてきます。フックターン(CCJ参照)の練習したいとこだけど私の
キャノピーじゃ〜できないな〜。(^^;;;;

Mike Kung in 岩屋 投稿者:sera@skymate 投稿日:10月06日(水)22時55分06秒 
DHVテストパイロットのマイク・クングの素晴らしいアクロフライトがビデオになりました。
ROLL OUTにて発売中!(↓)これは凄い!!!
http://www5.big.or.jp/~rollout/video7.htm

AFNOR 投稿者:sera@skymate 投稿日:10月06日(水)00時01分47秒 
のDHV批判についてどう思うか聞いたら、通訳の田中さんが「それについては彼はテスト
パイロットにすぎないしDHVの公式な立場ではないので聞けません」ってことで非常に残念
ながら聞けなかった。
じゃあAFNORのテストについてどう思うかと聞いたら、それも聞けないとのことだった。

後で何人かに「あれは聞いちゃいけないよ!」って言われてしまった。
世情に疎い私には良くわからなかったのだが、DHVとAFNORの対立の件については
アンタッチャブルな話題のようだ。どうりで最近はパラ雑誌にも出ないはずだ・・・と思った。

DHVテストパイロットマイク・クングの講演会 投稿者:sera@skymate 投稿日:10月05日(火)23時48分56秒 
でのお話。
最近はパラ雑誌でも「DHV2までで充分」ってな話が良く書いてあるけど、マイク・クング氏
も「DHV1,1−2,2で楽しく飛べる。充分なパフォーマンスがある」って言ってた。
それと「DHVのテストは一部のテストに過ぎない。データやテスト結果のみ見て(機体を)
決めるべきではない。」「機体を選ぶにあたってステップバックして飛ぶことを楽しんだ方
が良い。ハイパフォーマンス機は厳しい」ってことだった。

後で半谷氏にも聞いたら「マイクと話をしていて、さかんにDHV2までで充分な性能がある
って言ってた」とのことだった。
半谷氏によると「DHV2でアクセル使用時DHV2−3ってのは、迎え角によってDHV
2−3になるってことだからDHV2−3と考えるべきだ。DHV2−3ってことは、素早く
止めなければ回ってしまう。アクセル使用時もDHV2ってのが本当のDHV2だ」と言って
いた。
それと今のDHV1が飛びすぎて困るようなことも言っていた。

ちょっと前までは「DHV2−3の安全性!」ってな宣伝してたとこがこう言っているのには
驚いたが、機体性能の驚くべき進歩が売る側の考えの変化を促しているのだろうか?
ところで売る側の頭の中はこういうふうに切り替わっているのに、果たして現場のスクール、
ショップではどこまでフォローしているのかが気になった・・・・・。

SoloTrek XFV 投稿者:sera@skymate(管理人) 投稿日:09月29日(水)23時18分11秒 
英語なんで私にはよ〜わからんけど、これって(↓)本当に実現しそうなの?
http://www.solotrek.com/

FFJ 投稿者:sera@skymate(管理人) 投稿日:09月21日(火)23時16分52秒 
質問するといろいろと教えてくれます。疑問点などありましたら、一度聞いてみることを
お勧めします。> 栗原さん

「パラ業者やスクールはパラシュートのことって何も知らないですよ〜」ってことだそうです
ので・・・。(^^;;;

著作権 投稿者:sera@skymate(管理人) 投稿日:09月21日(火)23時10分55秒 
はいろいろと難しいんですよね〜。
展示会場に新聞をパネルに入れて貼るのにも新聞社の許可や使用料払う必要があったりするそうです。
最近は学校で文集作る時でも、両親から許可取ったりするんだとか・・・。でないと作ってから
抗議してくる親がいるそうです。(^^;;;

Kazyさん >
  調子どうですか?ご指摘感謝します。

萩原さん >
  ネタ探しよろしく。

RE 転載  投稿者:萩原 投稿日:09月21日(火)08時58分51秒 
Kazyさん、ありがとうございます。
前回の、気象は面白いですよ(4)で参照しましたのは、

「身近な気象の科学」 近藤純正著 東京大学出版会
「気象利用学」 気象利用研究会編 森北出版

です。以後、気を付けます。 
しばらくは、より身近なネタさがすために、いち読者に戻ります。

RE:ロガロ式パラシュー 投稿者:栗原 投稿日:09月21日(火)01時07分45秒 
ひさしぶりにおじゃまします。
FFJはビーマーもOKなのですね。
最近リパックにだしたところなのですが,今度はFFJに出してみようかな。
お世話になっているエリアではその分グッズに使うことにすれば良いのだから。
情報ありがとうございます。世良さん。

転載 投稿者:Kazy 投稿日:09月20日(月)23時27分45秒 
本に記載されてるものを載せる場合には注意が必要です。
著作権が絡んできますので、参考にされた本の名前や著作者の
名前を書かなければなりません。

PS.萩原さん注意が必要ですよ。

ロガロ式パラシュート 投稿者:sera@skymate(管理人) 投稿日:09月20日(月)22時16分21秒 
ビーマーのリパックのお値段ですが、輸入代理店に出すとリパック代5000円+送料2000円
=7000円もかかるそうです。
それにパラショップのマージンがプラスアルファで8000〜10000円かな??

別段、パラシュートリパックの資格を持ってる人がやってるわけでもないのにあまりにも
暴利を貪っていると思います。
こんな値段だと、2〜3年に1回しかしないか、自分で適当にやってしまうことでしょう。

ロガロ式はラインの順番を間違えてパックすると開傘不良を起こす可能性が高いそうですので、
パラシュートの専門家にやってもらうべきだと思います。

フリーフライトジャパンのページ(↓)を見ると
「ハング・パラ レスキュー FFE製 ¥1,500- その他 \2,000- 」
ってなってます。
パラシュートのパックの資格(リガー資格)を持った専門家がやってくれてこの値段です。

念のため「ビーマーでもこの値段ですか?」と聞いたら、「スプリング式、ロケット式と
言ったような特殊なもの以外はパラ用は全部この値段です」と言ってました。

往復送料込みでも4000円。輸入代理店のパック代だけよりも安い!!
しかも有資格者がやるから信頼性も抜群です!
電話番号は0492−97−2284です。自分で直接頼めます。パラショップ通して余計な
マージン取られることもありません。

何度も何度も書いてますが、パライントラやパラ業者のリパックは信頼性がありません。
今まで2カ所のやったやつ+1カ所のやってるとこを見ましたが、いずれも一目でおかしい
とわかるものでした。

パラシュートは最後の手段です。何も身近なパライントラに気を使って自分の安全を犠牲に
する必要はないと思います。
http://www.ffjapan.co.jp/info.html

う〜ん・・・ 投稿者:sera@skymate(管理人) 投稿日:09月20日(月)21時45分26秒 
ここまでくると私には難しすぎて???
重要な知識をわかりやすくって感じの方がいいと思います。

気象は面白いですよ(4)。 投稿者:萩原 投稿日:09月20日(月)18時01分14秒 
どうも、世良さん、「天気図と気象理論」の情報をありがとうございます。
私も、そのページを去年偶然に見つけまして、興味津々でした。
ちょうどいい機会なので、今回、さっそく本を注文してみました。

さて太陽の日射エネルギーをE、地表面のアルベードをA,ボーエン比をBとすると、
熱源としてのその地表面の善し悪しを大雑把に判断できる式として、

大気を直接暖める働きをする顕熱 = E ×{(1−A)/(1+1/B)}
                       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
と書けます。式を持ち出したくなかったんですが見晴らしよくという意味で書きます。
上式の下線の部分をCと表すと、分子<1で分母>1ですから、0<C<1です。
分母がちょっとやらしいですが、
中学数学で学ぶ比による内分の考え方で導出できますので、ご検証下さい。
{顕熱K、潜熱SとするとB=K/S。K/(K+S)を変形し1/(1+1/B)}

Cが周囲の地表面と比べて大きければ大きいほど、効率よくその上にある大気を暖め
ますので、良質なサーマルの発生が期待できて、とても、おいいしいことになります。
Cを大きくするには、
1.分子のアルベード(反射率)を小さくして、分子を1に近づける。
2.分母のボーエン比(顕熱/潜熱)を大きくして、分母を1に近づける。
とすることです。

アルベードは、地表面の組成に影響されます。岩石や土壌の成分(色)とか光沢とか。
アルベードが大きいと言うことは、太陽光の直接反射が大きいということです。反射
光は大気を暖めずにエネルギーを宇宙に逃がしてしまいますので、嬉しくありません。
白っぽい成分よりも黒っぽい成分の方が一般にアルベードは小さくなり、嬉しいです。

ボーエン比は、地表面の気温とか湿度に影響されます。
ボーエン比が大きいと言うことは、蒸発によって逃げる熱量が少ないということです。
つまり地表面のボーエン比が大きいほど大気を暖める方に熱量が回るようになります。
ボーエン比は、一般的に言えることですが、地表面が乾燥していれば大きくて湿潤で
あれば小さいですし、また、気温が低ければ大きくて気温が高ければ小さくなります。

乾燥した黒っぽいアスファルトの路面は、アルベードが低くて、しかも乾燥している
ためにボーエン比が大きくなってますので、そういう意味からも熱源として最高です。
夏場の水面が暖まった状態の水田は高温多湿でよくないでしょうが、
早春の地表面の冷え切った状態での日射はきっといいはずだと思います。
個々の地表面に対して、じっくりと分析してみると、面白いのではないかと思います。

以前に、短絡的に赤外カメラをつけて飛べば、サーマルの発生場所が正確に分かると
思ったことがありますが、それでは不十分であると分かりました。
地表面の温度は分かっても、蒸発でどれだけ熱量が逃げるのか、見当がつかないから
です。サーマルの発生場所の候補を上げるという意味ならばいいのかもしれませんが。

世良さん、こんな飛んでる話ばかり書いてていいのでしょうか? かなり、不安です。
一応、話に一区切りがつきましたので、これからどうしたらいいのか、悩んでいます。



天気図と気象理論 投稿者:sera@skymate 投稿日:09月17日(金)13時01分54秒 
ってページがここ(↓)にあります。私には何のことやら???
http://www.ny.airnet.ne.jp/satoh/rr00.htm

気象は面白いですよ(3)。 投稿者:萩原 投稿日:09月17日(金)12時58分59秒 
さて、ちょっとまとめてみます。

ラフに書きますと、
日射エネルギー →入射エネルギー →顕熱 →サーマル →雲:潜熱(再上昇)
                 1) ̄ ̄ ̄ ̄     2) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
という式が書けそうです。
二段ロケットで言う、1)が顕熱の一段目ブースターで2)が潜熱の二段目ブースター。

1)が強力でないと、内的な要因だけでは、潜熱を内包した水蒸気を含む大気を雲の
出来る上空まで持ち上げ、雲を作り2)を発火することができません。

ただし、1)が強力に働かなくても、外的な要因のマクロ・メソ的気象変動で大気が
持ち上げられたならば、雲を作り2)だけの発火は十分にありえます。

ここでは、前者の内的な要因について、もう少し書きます。
日射エネルギーは、季節、時間、天候、地表面の向きなどによって変化します。
入射エネルギーは、地表面のアルベードによって変わります。
顕熱は、大雑把に言って入射エネルギーから潜熱を引いたものになります。
ボーエン比というのがあって、顕熱/潜熱で表される比の式です。
式で分かりますが、その地表面でのボーエン比が大きいほど顕熱が大きくなります。
そして周囲と比べ顕熱大きければ大きいほど強いサーマルが上がる理屈になります。
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ところで、その地域その斜面に降り注ぐ日射量が同じだとして、
アルベードが低いほど入射エネルギーが大きくなり相対的に顕熱が大きくなります。
またボーエン比が大きいほど顕熱が大きくなります。
日盛りの森林ではアルベートは低いですが、逆に光合成活動でボーエン比がかなり
小さくなってますので、周囲より顕熱出ずにサーマルが上がりにくくなっています。
しかし、光合成活動が終息すると、
ボーエン比大きくなると思われますので、アルベード低い分顕熱出やすくなります。

さてそうすると、ボーエン比がどうなってくるのかが、大変に気になるところです。
植物では、午前中光合成活動が盛んな間は低く、午後には収まり高くなるようです。
また気象学上重要な意味を持ちますが、「ボーエン比は低温のとき大きく、高温の
とき小さい。」という関係があります。すなわち「低温の水分含んだ地表面に熱が
加えられても、大部分は顕熱として失われ、蒸発はほとんど起こらない。逆に高温
の場合は、地表面の吸収した放射量の大部分は蒸発のため使われる。」と言えます。

冬や早春の冷気湖に日が入ると強いサーマルが出るのはこの理由によると思います。
放射冷却でガンガン冷えた盆地などの冷気湖は最高です。また地形上から冷気を溜
めやすい場所もおいしいです。逆に夏場は気温が高い分ボーエン比小さくなります
ので、内的要因よりも外的要因によるサーマルの発生に期待した方が、いいのかも。

参考:
「身近な気象の科学」 近藤純正著 東京大学出版会 
「気象利用学」 気象利用研究会編 森北出版 

気象は面白いですよ(2)。 投稿者:萩原 投稿日:09月15日(水)20時44分29秒 
長すぎて怒られましたので、2つに分けました。

アルベードは反射率のようなものと書きましたが、白っぽいものの方が反射率は高い。
同様なことがアルベードにも言えたりします。アルベード(%)の参考例を書きます。

水面:2〜10、森林:3〜15、草地(みどり):10〜20、草地:20〜25、
畑:15〜25、裸地(湿):5〜15、裸地(乾燥):20〜25、砂地:15〜
30、砂漠:25〜40、雪(旧):40〜70、雪(新):70〜90

水面は入射エネルギーが大きいですが、水を暖める方にエネルギーが消えていきます。
森林はおいしそうなきがしますが、日盛りの光合成活動で気孔からの水分蒸発で潜熱
として大半のエネルギーが消えていきますので、顕熱に回らずおいしくなくなります。
しかし光合成活動が終わると、顕熱に回る分が大きくなりますのでおいしくなるかも。
水分を含んでいると、一般的に入射エネルギーは大きくなりますが顕熱に回らないと
言うジレンマがあるようです。個々に置かれた状況によって分析する必要があります。

最後に、「気象利用学」気象利用研究会編 森北出版 ISBN4-627-94471-3 2800円
の、第3章 土地利用と気象環境 を紹介します。
ここでは、土地被覆状態の違いは地表面のエネルギー収支や水収支を変え、局地的な
気象環境のみならずグローバルスケールでの気候変化にまで影響を及ぼすとあります。
----------------------------------------------------------------------------
・畑地は土壌水分が少なく、熱容量の小さい土壌空気が多いことから水田に比較して
 地温の変化が大きい。
・畑地では作物の種類や生育程度によって、草丈や密度が変化して地表や作物周辺に
 独自の気象環境を作る。個体密度増すと日中の気温低く湿度高くなる傾向を示す。
・樹園地の棚面は日中は高温となり夜間は低温となる。
・果樹園は樹冠下の地表が何で覆われているか、すなわち裸地、草地、あるいは敷き
 わらなどによって大気と土壌との熱のやりとりが異なり、地表付近の気温が影響を
 受ける。敷きわらを施された樹はわら表面の温度が低くなるため寒害を受けやすい。
----------------------------------------------------------------------------
まだまだこの本に面白いことが沢山書かれていますが、紹介はこの辺にしておきます。

気象は面白いですよ(1)。 投稿者:萩原 投稿日:09月15日(水)20時42分47秒 
どうも、皆さんが、興味がない訳ではないということが分かりまして、安心しました。
えーと、鹿さん、語源のご説明ありがとうございます。黄昏サーマル、面白いですね。
あれっ鹿さんはあの鹿さん?以前おじゃまし面白いお話聞かせて頂き楽しかったです。

皆さんROMばかりですと贅沢かと思いますが元気出ません。私も公的不条理の場合
除き論争しない主義ですので、ご安心して時折茶々入れて頂けますとありがたいです。

それから、光合成にご興味をお持ちの方は、
「風と光合成」 矢吹萬壽著 農文協 ISBN4-540-89141-3 定価1762円
が面白いです。
葉面の風の流れは、翼面の風の流れと同じく、葉面境界層と呼ばれ研究されています。

さて、どこから書きましょうか? 手元に、東京大学出版会の
「身近な気象の科学」 近藤純正著 ISBN4-13-062088-6 定価2575円
がありますので、初めに、これをベースに書きます。

気象を作っているのは、熱エネルギーの流れだと言えるかと思います。
そういうことで、まず地表面の熱収支について考えます。
上記の本によれば、
---------------------------------------------------------------------------
地球・大気系は大気の上端に入射した日射エネルギーの約70%を吸収し、30%を
宇宙空間にはね返している。70%のうちの大部分は地表面によって吸収される。ま
た、地表面には大気からの赤外放射(大気放射)も入射している。地表面が平均的に
その温度を保つためには、これら吸収された放射エネルギーは別の形のエネルギーで
放出されていなければならない。さて、この地表面からの放出エネルギーについては
地表から上向きの赤外放射、蒸発散による潜熱、顕熱、地中に伝わる熱(地中への伝
導熱)である。そのほか、平均的には小さいが、植物の光合成エネルギーなどもある。
これらの微小項を除外したときの地表面における熱収支の式は、
入射エネルギー=(1−アルベード)×日射量+大気放射量−赤外放射
放射エネルギー=潜熱+顕熱+地中への伝導熱
としたとき、入射エネルギー=放射エネルギー(=正味放射量)が成り立ちます。
----------------------------------------------------------------------------
いろいろな地表面・地表面の状態があるでしょうが、全てに共通して成り立つ式です。

アルベードは反射率と読み替えて頂いても実害少ないと思います。アルベードは特定
な光ではなくて、すべての波長でのエネルギーで見た反射率だと解釈される数字です。
他の値と比べて大きくないので、大気放射量、赤外放射、地中への伝導熱を無視して、

(1−アルベード)×日射量=潜熱+顕熱

アルベードが小さければ小さい程、入射エネルギー大きくおいしく、また地表面に接
する大気を直接暖める働きする顕熱が大きい程、サーマルの発生においしくなります。

ところで、潜熱は役立たないのでしょうか? 地表面近くにあっては役立ちませんが、
いわゆる2段ロケットの2段目ブースターのようなもの。上空で雲を作ると、初めて
熱を放出し周囲の空気を暖めて、空気塊のさらなる上昇を助けます。熱的に見て潜熱
は低空でのサーマルの発生に寄与しませんが、水蒸気を含んだ空気は、密度的に若干
軽くなりますので、サーマルの発生への、微妙な貢献を否定するものではありません。

パラシュートに関するジャンパーの会話(その2) 投稿者:sera@skymate(管理人) 投稿日:09月15日(水)18時00分57秒 
(sera)
> 単純に考えてもクチャクチャにパックしてあるキャノピーを、一瞬にしてGOODキャノピー
> にするわけだから、復元力が高くなければハナから開かないのです。

うんうん、一番わかりやすい説明です。あれだけ縮めてあるものが一気に開いちゃうんですもんね。

> けどやっぱり真夏に用水路などの水の上や、アスファルト道路の上を通過するとボコボコ
> ゆれるので注意するにこしたことはないでしょう。

みなさんはボコボコしてるときはどうしてますか?
パラではブレークを少し引くように教えています。
その昔のパラシュートを大きくしただけの頃は「バンザイしてそこから逃げろ」って教えられ
てましたが、今のパラでそれをやると大潰れしちゃいますので。
さらに一歩進むと「アクティブコントロール」を教えられます。
体重移動とブレーク操作で潰れないようにカウンター操作して揺れを抑えます。
下手くそするとかえって揺れが大きくなって、でもって大潰れってなことになりますけどね。

(Jumpre)
> みなさんはボコボコしてるときはどうしてますか?

答え: 何もしてません。

> その昔のパラシュートを大きくしただけの頃は「バンザイしてそこから逃げろ」
> って教えられてましたが、

パラシュートもそれでいいと思います。ちょっとやそっとじゃ潰れません。
特別 何か操作をしている人はあんまりいないと思います。
欲をいうとその時に 「うお〜ボコボコ揺れる〜 こわいこわい〜」
と一人で叫ぶのがいいでしょう。 何のこっちゃ。

けど、SKY DANCEでの揺れはマジで怖いと思ったね。
あそこはランディングエリアが飛行場の横の畑で、日本と同じようにように用水路があるんや
けど、(用水路といってもけっこう幅があります。)その上を通過する時は ”ボコボコ” 
というより ”ガン,ガン,ガン” と下から突き上げられるような揺れで最初は本気で 
「潰れる〜」 と思いました。結局潰れなかったけどね。まあそれだけ気温も高かったわけです。

> 今のパラでそれをやると大潰れしちゃいますので。
> さらに一歩進むと「アクティブコントロール」を教えられます。
> 体重移動とブレーク操作で潰れないようにカウンター操作して揺れを抑えます。
> 下手くそするとかえって揺れが大きくなって、でもって大潰れったなことになり
> ますけどね。

それって揺れにあわせてコントロールするってことですよね?
かなり高度なテクですね。 飛行機に例えていうなら、ピッチダンパーもヨーダンパーも故障
してダッチロールに陥った機をマニュアル操縦で復帰させるってとこかな。 
(うお〜 マニアックや! 誰にもわからん)

パラシュートに関するジャンパーの会話(その1) 投稿者:sera@skymate(管理人) 投稿日:09月15日(水)17時58分57秒 
ジャンパー仲間でパラシュートに関するメールのやりとりが、ここ向きの内容だったので
転載します。

(sera)
先週末は(ジャンプに行けなくて)残念でした。
腹いせにパラで2時間半も飛んで体が痛いです。
雲底が低く(海抜4000ft)2回雲中になってあせりました。

(オサム)
僕が、一番ハラハラするのは、(パラシュートが雲中で)オープン後に気流の影響で、
キャノピーが、つぶれないかどうかということです。
パラの場合は、いつもそういう危険に直面しているわけだけどつぶれたら、何もしなくても、
すぐ復活するもんなんでしょうか?
パラの方がつぶれやすそうに見えるけど。

(sera)
パラの方がもちろんバコバコ潰れます。
潰れてても旋回に入らなければ高度ロスはそれほどでもないです。
雲中では揺らされることもありますが、雲中で大潰れしたことはないですね。
雲底に付くまでの上昇気流ではバコバコだったりしますけど。(笑)
潰れたら通常は何もしないとそのまま直りません。放ってたら旋回入っちゃう。(笑)
勝手に直ることもありますが、基本的には、

1.潰れた側に旋回に入らないように、潰れたのと反対側に体重入れながら、ブレークを少し
 引く。引きすぎると失速に入って潰れてない側に旋回に入ってしまうので、引きは旋回が
 緩まる程度にする。
2.潰れた側のブレークをシェイクする。この場合肩ぐらいまでで「パタパタ」と素早くする
 のではなく、お腹か腰ぐらいまでのストロークで「バサッ、バサッ」と1回づつ確実にやる。
 延々とやっていると失速に入るので、注意する。

これでほとんどは回復しますが、これでも回復しなかったらフルストールに入れて回復させ
るんだとか。もちろんラインが強く絡んでると回復しませんけど。

まあパラシュートはアスペクトが低いので、ここまですることはないと思います。

(Jumper)
う〜む、とてもいい質問ですね。パラグライダーのことは世良さんにまかせるとして、
パラシュートの場合つぶれる心配はまずしなくていいでしょう。それは一般のダイバーは
そんなに気流の乱れる所(たとえば山と山の間とか)で飛ぶことはまずないからです。
たとえつぶれたとしてもそれはごくわずかで、すぐに復元することはまちがいありません。
致命的なものになることはないでしょう。

単純に考えてもクチャクチャにパックしてあるキャノピーを、一瞬にしてGOODキャノピー
にするわけだから、復元力が高くなければハナから開かないのです。

けどやっぱり真夏に用水路などの水の上や、アスファルト道路の上を通過するとボコボコ
ゆれるので注意するにこしたことはないでしょう。

Re:盛り上がる? 投稿者:sera@skymate(管理人) 投稿日:09月15日(水)17時30分05秒 
MISTRALさんのおっしゃるとおり。必ずしも盛り上がりを求める必要はないのでは?
知ってる人にとっては当たり前のことでも、ほとんど知られてない情報はいっぱいあるはず!
ってことで、ここにこられるみなさんの積極的な情報提供お待ちしてま〜す!!

盛り上がる? 投稿者:MISTRAL 投稿日:09月14日(火)15時14分29秒 
萩原さん>
私もseraさん同様、気象に関してはちんぷんかんぷんでせっせとROMってます。
しかし、萩原さんの提供して頂ける情報・知識は私にとって充分有益です。
seraの掲示板で言うのも気が引けますが、私自身盛り上がりより
情報の提示など内容を評価したいと思います。
いかがでしょうか、seraさん。
http://www.topworld.ne.jp/tw/mistral/

あっ!7000越えてる! 投稿者:sera@skymate 投稿日:09月14日(火)12時56分52秒 
自宅のパソコンがいかれてレスが滞ってます。ゴメンナサイ!

萩原さん >
  気象に関しては私もちんぷんかんぷんなもんで、申し訳ないですがROMってます。
  「みんなこれは知ってるかい?」ってな気象に関する重要な情報があったらよろしくお願いします。

鹿さん >
  お久です。やはりドイツ語ですか。「Abend=Evening=黄昏」ですか!う〜ん・・知らなかった・・・。
  他にもこういった変な省略してる用語ってあるんだろな〜。

アーベント 投稿者:鹿 投稿日:09月13日(月)17時47分07秒 
夕方のことをドイツ語でAbend(アーベント)と言います。
本当は Abend thermik(アーベント テルミック)という言葉であり、
英語で言うなら Evening thermal です。 なのに「アーベント」で
省略してしまったのですね。
我々は「今日は良いアーベントが出ている」なんていう使い方しますが
「今日は良い夕方が出ている」って、ちょっと言葉が変ですよね。
日本語的には「黄昏サーマル」という感じでしょうか?

気象の話題に関して 投稿者:萩原 投稿日:09月12日(日)19時40分02秒 
世良さん、エアポケット・ミスマッチまだまだありそうな気がしております。

Kazyさん、いつもいつも、ナイスなフォローを、ありがとうございます。
Kazyさんと私は、この辺の話題で共感・共鳴できますようで嬉しいです。
趣味が高じて、気象オタク化してますので、こういう話は沢山書けますけど、
ご興味お持ちの方は少ないのでしょうか? テクにご興味持つ方多いですが、
話題の盛り上がりから、残念ですがこの掲示板向きでないような気してます。
MISTRALさん済みません。私も以降いち読者に戻らざるを得ない雰囲気です。

Re:アーベント 投稿者:sera@skymate(管理人) 投稿日:09月10日(金)22時13分06秒 
萩原さん >
  観測できないから学問の対象にならないってことかな?
  観測するには手間もお金もかかりそう・・・しかし気象学で問題にするほど大切な現象でもないし・・・
  ってことで、そのままになってるのかしらん??

Kazyさん >
  一体何語なんでしょうね?ドイツ語っぽい気はするけど??

アーベント 投稿者:Kazy 投稿日:09月09日(木)23時48分17秒 
は、セールプレーン(グライダー)の方からの言葉です。
フランスかドイツから伝わってきています。

RE アーベント?! 投稿者:萩原 投稿日:09月09日(木)12時53分30秒 
ほんと、これには、驚きですよね。

アーベントと言った途端、どういう現象ですかと問い返されてしまいました。
霧を研究されているバリバリの若手研究者さんでしたが、論文でも見ないし、
そのことが記述されている文献を見たことがないと、おっしゃられてました。
林の中の風は観測機器を使ってデータが取られますが、林の上の風まで機器
出し計測するのは大変ですし、関心行かないのだろうとのその方のお話です。

そういうことらしいですので、アーベントに関する学説などはないようです。

気象界ではエアポケットになっているんでしょうか? 林の上での風がどう
吹くのか、我々には大変に興味深いのですが。光合成活動には大量のCO2
が必要とのことです。その80〜90%を、樹上の大気から得ているという
データがあります。ということは、ここからは推量ですが日盛りの樹上には
樹間に向かう弱い吸い込みの風があるかもしれません。日盛りの急斜面の林
の上はグラジュエントありますし、上記の吸い込みの風があるかもしれませ
んので、もし魅力的でもパラでのスクラッチングは要注意かもしれませんね。

おっと、自粛中、自粛中・・・

アーベント?! 投稿者:sera@skymate(管理人) 投稿日:09月08日(水)23時40分25秒 
> アーベントという現象は、気象界でその存在すら認知されてないそうです。

なっ何だって?!・・・(^^;;;
ってことは、パラやハングで言われてるその手の気象知識ってのは、その世界だけでしか知られてない
ってことでしょうか??う〜ん・・・知らなかった・・・・。(^^;;;(^^;;;

了解しました。 投稿者:萩原 投稿日:09月08日(水)07時34分45秒 
世良さん、了解しました。自粛します。

驚いたことに、気象庁気象研究所の研究者に聞きましたが、
アーベントという現象は、気象界でその存在すら認知されてないそうです。

テレホタイム 投稿者:sera@skymate(管理人) 投稿日:09月07日(火)22時46分10秒 
にはtcupが不調でカキコできません。

萩原さん >
  ご説明ありがとうございます。私のレベルでは、理解するのがちと厳しいですね。(^^;;;
  どこまでが学説でどこからが自説なんでしょうか?

Kazyさん >
  ずっと飛んでないのですか?次に飛べるのはいつ頃かな?Kazyさんのことだから厳しい
  修行(?)でもしてるのかしらん?「パラ禁断症状に耐える訓練」ってね!

メディア ユウさん >
  具体的なデータがはっきりしたらまた教えて下さい。

林地の微気候など(かわりに) 投稿者:萩原 投稿日:09月07日(火)17時13分39秒 
ちょっと尻切れトンボですので、Kazyさんに代わりましてもう少し書きます。
大気物理的気象情報は、例えばゆっぺさんの書かれた局地前線とか、飛ぶときに
大変に重要でありますが、その地域全体に関わる総論的な情報でしかありません。

もともと大気物理的なアプローチは、どちらかと言うと全体的な熱の移動を論ず
るものでして、個々の熱源に関し細かい考察をしてその地域のどこに熱源があり
地質や地勢とか植生が影響してどういう風が吹くのかという立場ではありません。

後者の立場から気象研究を補完する意味で、こうした微気候の研究が活発化して
くれることは、我々にとって、とてもありがたくそして大変に興味深いものです。

例えば林地の微気候については、樹木の種類・葉の茂り方・日の射し方・地形的
な方向の問題・こけなどの下草の生え方・水はけの問題などのいろいろなものが
複雑に関係してくるものと思われます。林地などの植生を考えたときにその影響
が一番大きいのは植物の営みとしての光合成活動です。太陽光の熱吸収を考えた
場合に、白っぽい裸地よりも深緑色の林地の方が格段と大きいのです。そういう
データがありますので、当然、裸地よりも林地の方が暖まりやすいはずですから、
ではどうして日中に林地からサーマルが出ないのか、とっても不思議になります。

日中太陽の直射で一時的に地表に吸収される熱は、赤外線として宇宙に出て行く
放射熱と、蒸発散で水蒸気の形で大気中に散る潜熱や、直接に大気を暖める顕熱
という形で、一日の流れの中で大きく循環してまた大気や宇宙に帰って行きます。

植物の気孔から水蒸気が逃げることを蒸散といいますが、日中の植物の熱の放射
の大半は蒸散による潜熱と顕熱です。サーマルの発生に寄与するのは顕熱ですが、
光合成活動が盛んな1時〜2時頃までは、気孔が開いてますので蒸散による潜熱
が大きくてその分顕熱に回る熱少なく、蒸散のない裸地の方が吸収した熱のほと
んどを顕熱に回せますので、裸地の方から主にサーマルが上がるようになります。
光合成活動終わりの2時〜3時頃、気孔閉じ林地では蒸散が押さえられますので、
顕熱増し裸地よりも多く空気暖めやすくなりそうです。それまでに樹間に溜めら
れていた暖かい空気も加勢して、夕方アーベントの発生があるのだと思ってます。
林地は生きています。樹間・樹上で営まれる風の流れは、移動ままならない植物
にとって空気の入れ換えという非常に大切な役割を持っていて、むしろ植物の生
態系維持する上で意図的に取られてる戦略ではないかなどと想像逞しくしてます。

ほんのさわりを書きましたが、地勢に関しては裸地・牧草地・果樹林・水田・畑
などがありますが、人手が入って土壌改良がなされている果樹林・水田・畑など
には、また少し違った形での微気候があるのではないかと、勝手に考えています。
また冷気の溜まりやすい窪地とか地形的な視点でも学ぶべき知識が多くあります。

パラというスポーツを通じ自然への理解を深められることに、喜びを感じてます。

あっ、こういう内容の書き込み好まれないでしょうか? そうならば自粛します。

ありがとうございました 投稿者:メディア ユウ 投稿日:09月06日(月)09時56分41秒 
ご意見どうもありがとうございました。
まだ企画の段階で、細かいことは決まっていません。
また随時報告していきますので、よろしければまたご意見お聞かせください、
よろしくお願いします!

かわりに 投稿者:Kazy 投稿日:09月05日(日)00時09分31秒 
微気候の説明有り難うございました。萩原さん。
(最近なかなかHPにでばれませんので...。)

sera>東京の生活は慣れましたか?(つ〜って昔住んでたんじゃなかったっけ?)
そうです。銀座と目黒区の往復でした。でも今回は豊島区(池袋駅のニアヒアでげす)にいます。
数ヶ月いる事となりますネ!  パラを出来ないでいるからストレスが溜まってしまいいそうです。
その分、イカロス関係の書籍店に行ったりして紛らわしていますヨ。


Kazyさんの代わりに質問にお答えします。 投稿者:萩原 投稿日:09月04日(土)12時13分30秒 
微気候については、Kazyさんが書かれるのかな?と、思っていたんですが、
世良さんから振られてしまいましたので、私の知識の範囲内でお答えをします。

どういうスケールから現象をとらえるのかという問題が、気象にはありまして、
大気中の現象を水平スケールによってマクロ気象・メソ気象・ミクロ気象など
に分けた研究アプローチがあります。(メソ気象の基礎理論 東京大学出版会)

マクロ気象というのは、移動性高気圧や温帯低気圧などの総観スケールの気象
とエルニーニョ現象などの惑星スケールの気象があります。また大気の乱れを
空気塊のレベルで見るミクロ気象があります。局地的な天気予報という意味で
我々に有用なのはメソ気象的な1km〜1000km位までの水平スケールの
気象ですが、ただこうした従来の方法は大気物理的なアプローチになっており
まして、雷雨の構造だとか、秩序だった雲列の成因とか、多くのことを教えて
くれるのですが、地表面や植生の影響を、十分には説明してくれておりません。

太陽から降り注ぐ熱の循環で考えたときには、気象は地表面で切れているので
はなく、地面を構成する土壌の性質・状態から始まり、耕地・林地などの植生
の性質・状態へつながり、その上の大気の気象成因に大きな影響を与えてます。

耕地・林地内の特有な気象環境(微気候)という形で、「農林・水産と気象」
に紹介されてます。耕地・林地内の風の流れ方などが研究されており、農林業
への応用(作物の生育など)が書かれています。アマゾンでは熱帯雨林が風を
作ってますが、そういう意味でも我々にとっても非常に有用な情報があります。
フライヤーが恩恵を受けているアーベントも、微気候で研究される林地の営み
抜きには多分論じられないでしょうし、知見得ることは大切であると思います。

紹介もれましたが、
「風と自然」真木太一著 開発社 定価2575円 も、なかなか良い本です。

Kazyさ〜ん! 投稿者:sera@skymate(管理人) 投稿日:09月03日(金)23時35分03秒 
お久〜!東京の生活は慣れましたか?(つ〜って昔住んでたんじゃなかったっけ?)
来週末はまたもや東京経由で埼玉にJUMPへ行くつもり。今度は豪雨はゴメンだな・・・。(^^;;;

> Kazyもその一人で〜す!

もちろん忘れちゃいませんよ〜!PGHG-MLの7月22,23日のメールを見て下さい。
DHV翻訳メンバーの獅子吼のMさんが「Tips for Paraglider Pilots」の翻訳に手をあげて
下さっています。
完成の暁には獅子吼のページにUPするって話でしたよ。

萩原さん >
  微気候って何ですか?

RE いち読者(?) 投稿者:萩原 投稿日:09月03日(金)18時48分10秒 
私も、BBSに限らず論争は好きではありませんが、不条理はもっと嫌いです。
どちらが善いとか悪いとかではなくて、フライヤーに対し正しい目的で正しい
事実/知識を伝えることが、最優先で尊重されなければならないと考えてます。
いろんな知識を、フライヤーみんなで共有していきたいと心から思っています。

MISTRALさん、こちらこそ宜しくご指導下さい。

RE 微気候 投稿者:萩原 投稿日:09月03日(金)07時19分50秒 
微気候について書いてある本で、私が気にいっているのは、

農林・水産と気象 (現代の気象テクノロジー 4)朝倉書店 内嶋善兵衛編 です。
   ISBN4-254-16584-6 定価3999円
あと、全体的にバランスよく書かれているのは、
水環境の気象学 近藤純正編著 朝倉書店 です。
   ISBN4-254-16110-7 定価5974円

微気候という訳ではありませんが、最近気に入っている本で
日本の気候 中村和郎・木村竜治・内嶋善兵衛著 岩波書店
   ISBN4-00-007965-4 定価3800円
があります。

確かに微気候と850mb(1500m)辺りの気候とつないで考えると面白そうですね。
ちょうどそのあたりまでの境界層で地表面の影響を受けながらフライトしていますからね。

わすれた。 投稿者:Kazy 投稿日:09月03日(金)00時13分44秒 
sera>ボランティアメンバーによる「DHV日本語版ホームページ」
Kazyもその一人で〜す!
今度なんかまたやるの?まぜてちょ〜だい。

微気候  投稿者:Kazy 投稿日:09月03日(金)00時12分00秒 
The microclimate.マイクロクライミァット?   (フランス)マイクロクリマ
誰か研究してるを知ってる、又は著書を知ってる方いませんか?

微気候と連動して850hpsあたりの気候とリンクして考えれば面白いの
ではないだろうか?

PS.二つ玉低気圧は5月(日本では)に多いです。

役に立つ情報 投稿者:sera@skymate(管理人) 投稿日:09月02日(木)23時56分21秒 
がパラ雑誌やJHFレポートや教本には必ずしも全て載っていないとの思いがずっとありました。
ところが外国のパラ雑誌の翻訳されてない記事や外国のWeb上には、役立ちそうな情報があったりして、
「パラ業界は何やっとんじゃ〜!」って感じてました。

PGHG-ML上で「誰か訳してくれ〜!」ってなこと書いたら、ボランティアメンバーによる
「DHV日本語版ホームページ」ができたり、「Tips for Paraglider Pilots」の翻訳を引き受け
てくれる人がいたりで、非営利ベースでの情報活動は徐々に進んでいるように思います。
業界の営利ベースでの不甲斐なさを感じますが、最近は私自身、現状では業界に頼るのではなく、
このような非営利ベースでの活動でいく方が良いかもしれないと思っています。
何故なら業界にとって都合の悪い部分は翻訳しなかったりってなことがあるからです。

この掲示板は微力ながらも私にとっての情報活動の場であり、ここを見にくるみなさんの
情報活動の場であってほしいと思っています。
まだまだ知っておくべき内容でほとんどの人が知らない情報はいろいろとあると思います。
今後ともみなさんの情報提供をお願いします。

いち読者(?) 投稿者:MISTRAL 投稿日:09月02日(木)17時16分37秒 
である私は、何の知識もなく、萩原さんやサムソンさん、その他の方が論争するのを
ただただ眺めるばかりでした。
どちらが善いとか悪いとかは私には判断できませんし、おおやけのBBS上でそれを
しようとも思いません。
ただ、多くの知識を持った方々の書き込みは私に大きな価値をもたらせてくれます。
萩原さん、これからもいろいろな事を教えて下さい。
http://www.topworld.ne.jp/tw/mistral/

ありがとうございました 投稿者:萩原 投稿日:09月02日(木)09時56分08秒 
世良さん、どうもありがとうございました。
「山の天気Q&A」を買われました?いいでしょう、寝ながらでも読めます。

削除にならず辛抱強く載せ続けて頂きましたこと、大変に嬉しく感じてます。
私も、仲間内のML管理者をしておりまして、規模小さく同じに比べるのは
僭越ですが、世良さんMISTRALさんの運営のご苦労常々ありがたく思ってます。

今回のことは、大事なことなのに公に伝えられずに長い間悩んでおりました。
前回は「疑似好天」の4文字書いただけで蜂の巣をつつく騒ぎになりました。
今回のようにきちんと正確に内容を書く場を頂きましたこと、感謝してます。

最後になりますが、前回の騒ぎがまた再現し事実を正しく伝えられなくなる
心配を払拭するためとは言え、新たな混乱をこの掲示板に与えてしまいまし
たことを、深く反省しております。どうも、大変に申し訳ありませんでした。

お天気の本 投稿者:sera@skymate(管理人) 投稿日:09月01日(水)22時43分17秒 
「山の天気Q&A」買いました。Q&A形式なんでどこからでも読めるのがいいですね。
それとNHK出版から出ている「NHK気象ハンドブック」ってのも買いました。気象に関することが
いっぱいわかりやすく書いてます。今度こそ寝ずに読めるか?(笑)

ぴょん吉さん >
  それは重症のパラ中毒ですね!(笑)
  雲中飛行は怖いですが、雲中降下も怖いです。時間にして秒単位ですけど、時速200Km
  で落ちてて、しばらくまわり真っ白けってのはねっ!!(^^;;;;;

MISTRALさん >
  重症患者がここにも一人・・・・。(笑)
  これからもお互いがんばりましょう・・・。(^^;;;;; 

 投稿者:MISTRAL 投稿日:09月01日(水)16時30分22秒 
>お互い管理人って大変ですね!(爆)
はははっ、seraさんの気持ち、よくわかりました(爆)

ぴょん吉さん>
>あんな雲に吸い込まれたくないよなーって、
>眺めてみて思うようだと、そーとーパラ中毒に冒されているのかな?(笑)
私もよく、街中で雲を見て「おおあの雲はいいジャン!」とか
本を見て「この雲は遠慮したい」なんて思うことがよくあります。(^^;ゞ
http://www.topworld.ne.jp/tw/mistral/

お天気の本関連 投稿者:ぴょん吉 投稿日:09月01日(水)00時30分35秒 
以前、ぴょん吉んとこの掲示板でも紹介したのですが、
お天気関連ぽい本として、

「雲の名前の手帖」(ブティック社 1905円税別)
(ISBN4-8347-5244-5)

ありとあらゆる雲をきれいな写真で紹介しています。
おおざっぱですが、天気の移り変わりとあわせた構成になっています。

#あんな雲に吸い込まれたくないよなーって、
 眺めてみて思うようだと、そーとーパラ中毒に冒されているのかな?(笑)

情報提供 投稿者:sera@skymate(管理人) 投稿日:08月31日(火)23時52分50秒 
ありがとうございます。 > 萩原さん

先週はJUMPに行ってきました。
日曜日は天気が良くて飛行機が結局15回も飛ぶ盛況ぶり。
「これだけ飛んでて事故もないのかな〜」と思ってたら、降下経験数百回以上の上級者が
ランディング直前に低空ターンで落ちて圧迫骨折(らしい)。
風向きがコロコロ変わっていたので、降りる方向を迷ったみたいです。
ジャンプで事故を見たのは久々・・・。あれほどのレベルの人が何で〜って感じです。

ここ最近は事故現場に居合わせることがあまりなかったのですが、パラに続いてJUMPでも、
しかもそれなりのレベルの人ばかりなので、何とも言いようのない感じがします。(;;

思い直して情報提供。 投稿者:萩原 投稿日:08月31日(火)22時38分53秒 
L.Eagleさんのご指摘で気が付きましたが、私の身上は、広く
情報提供することと思い直しました。そう思いまして完全ではありま
せんが疑似好天の現れる気象状況について詳しく書くことにしました。

初めに二つ玉低気圧の場合です。

二つ玉低気圧の場合、700mbの高層天気図で予知できるようです。
高層天気図上で、中国東北部から北京付近にかけて、深い気圧の谷が
あって、その後ろ(谷の西側)に強い寒気があったら、この気圧の谷
が接近してくるにつれて、日本付近に突然二つ玉低気圧が発生したり、
接近してきた低気圧に副低気圧が発生して二つ玉低気圧になる恐れが
あるものと判断し、用心することだそうです。(山の天気Q&A)

ただ専門家ではありませんので、高層天気図は読み慣れておりません。
登山のように長期間山に籠もる訳ではありませんので、その日や前日
の地上天気図の傾向をつかみ、何とか前兆を予知できないでしょうか。

二つ玉低気圧の典型的4タイプについて山の天気Q&Aに出ています。
1.黄海方面から東進してきた低気圧が日本海に入ったとき、九州ま
 たは四国沖に副低気圧を発生させ、発生した低気圧とともに発達し
 ながら日本列島を挟んで北東進するタイプ。
2.東シナ海あたりに発生した低気圧が九州の南にさしかかった時に、
 日本海に副低気圧が発生し、ともに北東進するタイプ。
3.揚子江付近からやってきた低気圧が九州にぶつかって、二つに分
 裂し、分裂した二つの低気圧が発達しながら日本を挟んで北東進す
 るタイプ。
4.黄海付近と東シナ海南部付近にほぼ同時に発生した低気圧が、日
 本列島を挟んで北東進するタイプ。

いずれの場合も、中国・四国あたりで典型的な二つ玉低気圧の様相が
出ますので分かりやすいと思います。上記4タイプは前兆としまして
大陸方面からの低気圧の接近がありますが、こうした接近がないまま
に突然二つ玉低気圧が発生することがあるようですので、要注意です。

次に前線に挟まれたときですが、例えば南岸低気圧の後面(西側)に、
二つ玉低気圧と違いますがオホーツク辺りの低気圧の寒冷前線が伸び
ている場合などに前線間の地域で疑似好天が出ることがあるようです。

あと、日本海上の小低気圧というものも疑似好天の原因とありますが、
昨年の3月くらいでしたか、日本海から駿河湾に抜けたことがありま
した。地上天気図では前線伴わない弱い低気圧としてしか現れません
が、上空には寒気をしょっていて、影響範囲は狭いですが要注意です。

私見ですが、低気圧が複数固まって来る時などお互いの干渉で思いも
寄らぬ気象変化の可能性ありますので行動は慎重にしたいと思います。
荒れているときには高度差で明暗が分かれます。低空ほど大荒れです。
安全な場所見つけるまで不用意に高度を落とさないよう心掛けてます。

                          以上です。

追加情報 投稿者:萩原 投稿日:08月31日(火)10時46分12秒 
どうも済みませんでした。もうああいう書き込みは致しませんので、お許し下さい。

飯田睦治郎さんは、気象庁気象研究所ご出身の登山家でもあり山岳気象研究家です。
手のひらサイズで読みやすいのは「山の天気Q&A」です。Q&A形式で書かれて
おりまして、お値段的にも830円とお安くなってます。(ISBN4-8083-0405-8)

その中にも疑似好天という項があって、詳しく説明されています。書き下しますと、
-----------(ここから)----------
疑似好天とは、悪天のさなかだというのに、急に現れる束の間の好天のことです。
この好天の後、すぐに前にも増して厳しい悪天がやってきます。天気が回復して
きたのかなあという感じのことが多いのですが、その状態は普通は30分長くて
1〜2時間くらいのもので、前よりも強い悪天がやってきます。
疑似好天は主として「二つ玉低気圧(日本海と本州南岸沿いに低気圧があり日本
列島を挟んで二つの低気圧が北東進する状態になったとき)」 や、日本列島が
二つの前線に挟まれたとき、冬季なら西高東低の冬型気圧配置が緩み、日本海上
に急に小低気圧が発生したときに現れます。二つ玉低気圧の場合、二つの低気圧
の間に当たる部分に現れることがあります。ひまわりで見ると雲の間にぽっかり
とやや黒ずんでいる部分が見えますが、この部分が疑似好天になっている所です。
疑似好天かそうでないかの見分け方ですが、瞬間的にも青空がのぞいたときには、
上空の雲の状態に注意することです。雲間から強風に吹き流されて帯状に延びた
り、レンズ状になった高積雲や高層雲が見られたり、雲形が乱れに乱れた積雲や
層積雲が見え、雲行きが早い場合は疑似好天であることが多いのです。しばらく
停滞を続け、様子を見ることです。30分くらいして、さらに青空が広がってく
るようなら天気が回復に向かってますし、とぎれとぎれに流れていた霧が絶え間
なく吹き付けてくるようになったら、今までの天気状態は疑似好天だったのです。
間もなく、前よりも強い暴風雨(雪)に変わっていきます。
なお、注意して頂きたいのは、日本海上に小低気圧が発生したときに現れる疑似
好天の場合、普通には青空が見られますが、その好天の続く時間は、小低気圧の
発達具合と移動速度の速さで大きく違ってきます。長い時には6〜7時間くらい、
短い時には2時間程度のものと思って下さい。
--------------(ここまで)--------------
上の記述は高山での状況ですので、低山ではもう少し状況が違うかもしれません。

なお、この本には二つ玉低気圧という項目もあって、

大陸方面からの低気圧の接近で分裂したり副低気圧が発生したりしてできる4つ
のタイプの他に、大陸方面からの低気圧の接近がないのに、突然二つ玉低気圧が
発生することがありますので用心下さいとのことです。

特に後者は特徴的な気圧配置が出現するのが遅れますので、ほんとに要注意です。
日本列島が低気圧のルツボ化しているときなどは、特に注意が必要と思われます。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

パラワールド10月号 投稿者:sera@skymate(管理人) 投稿日:08月30日(月)23時27分24秒 
の38ページにJHSCによるこれまでのの事故統計の報告が出ています。
それによると
 ・パラの死亡事故は回転しながらの墜落が大半
 ・人口比率の割に北海道の死亡事故が多い
 ・月別事故頻度では5月と8月が多く、8月が一番多い
 ・発生時間では10〜12時のサーマルの活発な時間帯に集中し、14〜16時に再び
  ピークを迎える
 ・発生場所は主にランディング
 ・負傷部位は下肢が一番で次いで腰椎、上肢、胴部
となっています。

MISTRALさん >
  ここではお久!お互い管理人って大変ですね!(爆)
  天気に関するわかりやすくて簡単な本ってないかな〜。

メディア ユウさん >
  今からずいぶん前に同様の物があったように記憶しています。現物は見たこと無くてパラ
  雑誌の記事だけですが。
  クロカンとかで距離を伸ばせるってってなことでしたよ。  
  重さどれぐらいで、大きさどれぐらいで、何時間持って、どうやってどこに取り付ける
  のでしょうか?

萩原さん >
  あの件に関するカキコはもう無しにしましょう。
  情報提供ありがとうございます。 「山の天気の見方」って本が一番お勧めでしょうか?

お詫びと情報。 投稿者:萩原 投稿日:08月30日(月)13時58分09秒 
世良さん、皆さん、どうもお騒がせしまして済みません。

事故の教訓が生きてないと、当事者でありながら第三者的な無責任なこと
をおっしゃる方がいらっしゃいましたので、つい書きすぎてしまいました。

お詫びという訳ではありませんが、うちの若い人が作ってくれましたHP
があります。いろいろと、書き貯めた物を載せていますので、ご覧下さい。
ただし、近々閉鎖という話がありますので、不出来な部分はお許し下さい。
メールを頂いても、もう見に行ってないニフティのアドレスになっており
ますので、ご返事お返しできないことと思いますが、済みませんご容赦を。

http://www.ne.jp/asahi/ppc/hummingbirds/

なお、参考資料としましては、
「山の気象学」      城所邦夫著  山と渓谷社 
「山の天気の見方」    飯田睦治郎著 東京新聞出版局 
「山の天気Q&A」    飯田睦治郎著 東京新聞出版局 
「山の気象と天気図」   銀谷国衛著  白山書房 
「山登り気象学」     中村繁著   日本気象協会 
などがあります。

「山の天気の見方」は写真豊富で、余裕ありましたらご購入お勧めします。
パラでも、玄倉川事故のような悲しい事故が起きないように願っています。

はじめまして 投稿者:メディア ユウ 投稿日:08月30日(月)10時59分56秒 
はじめておじゃまします、メディアユウと申します。
現在パラグライダー用の充電式モータを開発中です。
これまでのモーターパラとは違い、あくまでも上空での推力を発生させるもので、
離着陸には使用できませんが、低価格(5万円前後)で軽く、
騒音も少ないものになると思います。
もしよければ、みなさんのご意見をお聞かせいただければと思い、
書き込ませていただきました。よろしくお願いいたします。

天気図の書き方 投稿者:MISTRAL 投稿日:08月28日(土)16時29分17秒 
って言う本を最近読み返しました。
天気図の見方がいつもより少し深くなったような、ならないような...
http://www.topworld.ne.jp/tw/mistral/

お待ちしてます 投稿者:sera@skymate(管理人) 投稿日:08月27日(金)23時30分39秒 
サムソンさん >
  そんなに恐縮しなくても・・・。管理人としても反省しておりますので、この件に関する
  カキコはもう無しにしましょう。
  お調べの件、期待して待ってます。こういう内容なら大歓迎!

ゆっぺさん >
  ここには久々ですね〜。私は気象の勉強がいつまでたっても進みません。本読んだら
  いつも寝ちゃうし・・・・。(^^;;;


ふーんそうなんだ 投稿者:ゆっぺ 投稿日:08月27日(金)21時04分39秒 
サムソンさんありがとう
こういうことって大事だよね。
局地前線とか、そういうのも絡んでくるんでしょうね。
私は本となんにもしらないのだな...とおもいました。
詳しく調べた結果を楽しみに待ってます。

って、自分でもある程度勉強しなきゃいけませんね(^^;)

これだけ書き込みます。 投稿者:サムソン in 飛騨高山 投稿日:08月27日(金)01時14分57秒 
サムソン in 飛騨高山です。

暫くサヨナラしますと書き込んでおいて、のこのこと出てくるのは本意ではあり
ませんが、とても大事な事ですので、これだけ書き込んで又暫く沈黙する事に
します。
今回の「ニフティー・リベンジ」に関しては、管理人さんを始め、誠に皆様に
不愉快な応酬を見せしまって、大変申し訳ありませんでした。m(_ _)m
私がしっかりとして、反応しない方が良い部分には反応しなければ、こんな見
苦しい事にはならなかったと思います。
今回の事に関しては全面的にサムソンに責任があり、大変皆様に申し訳ない
と思っています。
以後十分気をつけますので、どうぞお許しください。


さて、疑似好天現象の事ですが、私は気象の専門家ではありませんので、
もう少しキチンと調べてからここに書き込みます。

概略だけ言いますと、用語としては多分登山関係で使われる気象用語では
ないかと思います。
気象関係の方からは、あまり聞いた事の無い用語ですので。
高山には測候所があるので、今度直接行って聞いて来ます。

現象としては全体的な悪天の中で、一時的に好天が来る事を言います。
持続時間は様々で、半日から一日持つ場合も有りますし、二三時間で前にも
まして猛烈な悪天が再来する場合もあります。
その見極めは極めて難しいのですが、目の前の現象だけに捕らわれずに
全体的に大きく気象を把握すれば、今の好天が偽物か本物かは、大体の想像
を付ける事が可能です。

しかし登山では登りたいアタックしたい、パラでは飛びたい一心、この焦りが
全体的な判断を鈍らせます。
山の世界ではこの現象に有名な人、無名な人を問わず、数多くの人が犠牲に
なっています。
有名な方では新田次郎の小説「孤高の人」のモデルになった人(加藤文太郎?)
の遭難がそうですし、有名な針ノ木峠遭難事故もこれですし、話題にならない
無名の人の疑似好天現象での事故は、幾らでも有ります。

登山とパラが似ているのは、極めて局地的な地域に限定されたスポーツだと
いう事です。
確かに登山よりはもう少し自由が効きますが、気象という大きな現象からすれ
ば、大して変わりは無いのです。
それだけに、目の前の好天が数時間で猛烈な悪天に変わるという現象は、こ
れは知っておくべきです。

それでは、予告だけして、もう少し調べてから書き込みます。

急に 投稿者:sera@skymate(管理人) 投稿日:08月26日(木)21時52分22秒 
静かになりましたね〜。ここって。(^^;;;;;
カウンター増えてるから何人も毎日見にはきてるみたいですね。
明日には6000までいきそうだし・・・。
ってことで・・・・
疑似好天についてわかる方がいたら書き込みお願いします。

何年か前 投稿者:L.Eagle 投稿日:08月23日(月)23時52分49秒 
どこかの山で男女のパ−ティ−が遭難して
全員死亡しました。
この原因が疑似好天という現象だったそうです。
最初山に登ったときはこの時期にしてはもの凄く良い天候だったので
この人達は山に登ることにしたそうです。
しかし数時間(数日だったかな)もしないうちに天候が急変してしまい
一時山小屋へ避難したそうですが
食料が尽きてしまい、連絡も取れなくなったので
焦った登山者は無理をして下山しようとして
結局、軽装備と無理の為にみなさん死亡されてしまったようです。
これはNHKの番組で5年くらい前にBSでやっていました。
大体のあらすじはこうだと思いますけど
違っていたらすいません。
このときに言っていた疑似好天と言う言葉が印象的でした。

ムゥさんも、サムソンさんもこの言葉に付いて
知っていたら教えていただきたいです。

管理人からのお知らせ 投稿者:sera@skymate(管理人) 投稿日:08月23日(月)23時05分08秒 
気象の知識を披露していただきたかったのですが、またもやいつの間にか「ニフィティー・
リベンジ」と化していますね。
現在、この掲示板はパラに関連する硬派の話題を中心に運営しています。
パラ雑誌などにあまり載らないけれど、役に立つ知識を得るとか、突っ込んだ議論をするとか
いう場所でありたいと思っています。

私はニフティーの過去の事情は存じませんし、そもそもここはニフティーではありません。
ニフティーでの過去のいきさつやそれから後のわだかまりについて延々と書き込むのは、この
掲示板の趣旨ではありませんので、そこのところ良くご理解下さい。
ですから今後、この手の書き込みは管理人権限で削除させていただきます。

萩原さん >
  萩原さんに書ける警鐘を書いていただけませんか? 

サムソンさん > 
  さよならなんて言わずに、書き込み願います。
  
ということで・・・・
「疑似好天現象」について解説いただける方よろしくお願いします。

RE:一つお願いが 投稿者:サムソン in 飛騨高山 投稿日:08月23日(月)19時21分25秒 
サムソンです。

>著名な人とは、仲のよろしいあの方のことですね。
>背後にいらっしゃるということは薄々感じておりました。

こういう言う言い方をされて「裏で口裏を合わせて・・・」と感じたのは私の愚かさ
でしょうか。
途中で大変失礼ですが、これ以上お付き合いしていると、またしても魑魅魍魎
の世界に入り込みそうなので、ここいらでご遠慮させて頂きます。
モニターもしませんので、お好きなように。

皆さん暫くさようなら、又会いましょう。

疑似好天現象? 投稿者:ようこ 投稿日:08月23日(月)19時06分25秒 
 疑似好天現象って何ですか?
 高山の大荒れの大会のときの話は、行ってた人から
どんなんだったかは聞いていますが、その疑似好天現象
というやつだったのですか?
 私も、たまに大会に行くようになったので、そういうこと
教えてほしいです。

再々度のお願いです。 投稿者:萩原 投稿日:08月23日(月)09時08分59秒 
私はそんなこと言ってませんよ。語るに落ちられたのなら別でしょうが。

>その方とメールとかで口裏を合わせて働きかけたような言い方は、なさ
>らないようにお願いします。

もっと前向きになれないんでしょうか?
ご自分で原因と断定されながら、2年以上の間行動が見えなかった方々に、
一般論としてフライヤーに働きかけて頂けないかというお願いをしました。
どうか、甘えないで頂きたいのですが、これは、私の仕事ではありません。

さらにお願いがあります。 投稿者:萩原 投稿日:08月23日(月)06時33分45秒 
下の文を読んで思いましたが、再三再四、原因を断定して少なくとも
世良さんの掲示板などのインターネットメディアで、公表されている。
断定に対しけしからんと非難したと聞いてましたのに、しかも誘因で
はなく更に意味重い原因(主因)という言葉。自己矛盾してませんか?

>私自身あの時の気象分析、事故原因の考え方は正しかったんじゃないかと、
>今でも思っていますし、その著名な方も同意見です。

あの唐突で異常な非難は何だったのかって、ずーっと考えていました。
世良さんの心配されてた隠しはなかったと私は信じていたいのですが。

ただこうした世の中ですから生活上危険は一杯でどこにでもあります。
どんなに強烈に非難されても時間が来れば諦めもつくし忘れられます。
でも、一般論としての知識まで隠されてしまうのはとても悲しいこと。
しかもこれは私の仕事ではありません。安全をテーマに活発に活動さ
れていて一般論で警鐘されることを得意としている方々のお仕事かと。

そう思いましてフライヤーへ一般論使った警鐘をお願いしたいのです。

RE:静観させて下さい 投稿者:サムソン in 飛騨高山 投稿日:08月23日(月)03時25分53秒 
サムソン in 飛騨高山です。

教本の事はもし実現するとなると、NP/P教本になると思いますが、その改定
は未だ先のようです。
気象の事に関しては私にはとても書けませんが、気象の知識を入れる事は
大事な事ですので、教習委員会に進言はしますし、その時には疑似好天現象
の事を記載するように働きかけます。
その程度でご勘弁ください。

「著名な方」とは一年後にエリアで再会した時にその話をしただけです。
その方とメールとかで口裏を合わせて働きかけたような言い方は、なさらない
ようにお願いします。
もしそうならば私はちゃんとそう言います、そういう卑怯な事はしません。


どうかもう少し冷静になってお考えください。
ご自分の仰るように非の打ち所の無い正しい意見発表なら、誰にも批判さ
れる筈は無い筈です。
私は自分の非ははっきりと認めています。
以前過去は捨てましょうと仰ったのなら、今回はとても良い機会ではありませんか。
是非一般的知識として、疑似好天現象を詳しく説明してください。

山でも何回も何回も遭難が繰り返される、怖い現象です。
ましてやパラでは気象の事は、局地的な狭いエリアで行うスポーツだけに、
そう気象知識が広い人ばかりとは思えないからです。
登山で使われる気象程度しか知識はありませんが、私も出来るだけフォ
ローします。

静観させて下さい。 投稿者:萩原 投稿日:08月21日(土)21時00分51秒 
世良さん、凄いですね。ご企画はとても嬉しいですが、静観させて下さい。
仕切直ししてみても、同じ様な方向に行くとしたら、もう身が持ちません。
私はもう行動しました。最大限の非難を頂きましたけど。あとはこちらに
よく出てこられる、この件に関し私への非難ばかりで行動が見えなかった
専門家のお二人にお任せしたいと思います。私と違いまして、スマートに
正しく行動される方々ですので、うまくまとめて頂けるものと信じてます。

>私自身あの時の気象分析、事故原因の考え方は正しかったんじゃないかと、
>今でも思っていますし、その著名な方も同意見です。

それからニフティで何があったか知りたいという方いらっしゃいましたら
言って下さい。ご本人の名誉もありますので、積極的に公表するつもりは
ありませんが、この件のいきさつが読みとれるログの全てを持っています。

どう非難されても諦められますが、一般論の知識も封印ではたまりません。

危険な気象条件の話 投稿者:sera@skymate(管理人) 投稿日:08月20日(金)22時58分49秒 
ってことで、一般論として議論していただけませんでしょうか?
私は気象に関しては恥ずかしながら頭空っぽなんで、よろしくお願いします。(^^;;;

「高山の事故」ってことで話を進めていくと「誰が悪い?」ってな話になってしまったりして、
いろいろと茶々が入ることになってしまい、MLのごとく尻すぼみになってしまって、ただの
騒動だったてなことになりかねませんので、あくまでも一般論としてのフライヤーが知ってお
くべき異常気象の話ってことでお願いしたいと思います。
できれば足ベルトの件ように、一般的な教訓となるものを期待しています。

萩原さん、サムソンさん、他にも気象に詳しい方よろしくお願いします。

ひとつお願いが。 投稿者:萩原 投稿日:08月20日(金)12時16分59秒 
ひとつお願いがあります。

危険を一刻も早くアピールしようと思う余り、私の文章の語間に誤解を与える
ような表現が入ってしまったのかもしれません。著名な人とは、仲のよろしい
あの方のことですね。背後にいらっしゃるということは薄々感じておりました。
仕方なかったのかもしれませんが、ああいう形の結末はやはりフェアーじゃな
いと思うのですが。もっと生産的な方向に修正できたんではないかと思います。

そしてもし心からそう思われているのならば、パラ教本にあの異常気象のこと
を書いて頂けませんか。事故と切り離し一般論でいいですから。正しく正確に。

責任の所在を認めるのは勇気あることとありがたく思いますが、
安全に関し何らかの形でできることから形にして行きたいというのがご持論で
しょうし、せめてもの誠意では。

そのお力も影響力もお持ちのようですので、よろしくお願いします。

>私自身あの時の気象分析、事故原因の考え方は正しかったんじゃないかと、
>今でも思っていますし、その著名な方も同意見です。

ログは持ってますが、もうどうでもいいです。

RE:JHSC 投稿者:サムソン in 飛騨高山 投稿日:08月20日(金)10時11分12秒 
サムソン in 飛騨高山です。

そうですか、JHSCは一応動いていたのですか。
知ったかぶりをして、断定調に書いて申し訳ありません。m(_ _)m

ただ某紙の編集長はJHSCの委員です(その時は知りませんが)から、その
関係で内部的に動いたのかなあ。
今度委員会に出席した時に、確認してみます。


さて、過去の事は確かめようがありません。
一々過去ログを引っ繰り返して、ああ言った、こう言ったと言っても実に不毛な
下らない無駄な事です。

ただ、その方が主張されるように、全く非の打ち所が無い、正しい意見発表
の仕方だったのなら、私、著名な人、その編集長から非難される事は無か
った筈です。
その全員が狂人に近く、まともな常識もない人ならともかくです。

再三再四書いていますが、私自身あの時の気象分析、事故原因の考え方
は正しかったんじゃないかと、今でも思っていますし、その著名な方も同意
見です。
それなのに敢えて咎める書き込みをした事は、それなりの理由があったのでは
無いかと考えるのが普通だと思います。
ご本人とも個人メールを交わして、これ以上立ち入った書き方はしない方が
良いと忠告した記憶もあります。

いずれにせよそういうプロセスを知らない人には、唐突な非難に見えたでしょう
し、どう説明しようと公の全国放送のメディアで個人攻撃をしたのは私ですから、
あの時の事で非難されるべきは私であって、責は私サムソンに有ります。

お騒がせして済みません。 投稿者:萩原 投稿日:08月20日(金)07時00分05秒 
お騒がせして済みません。
私としましても同感でありまして、
あのときも私なりにギリギリの配慮をしながら、情報提示しようとしてました。
私はあのときの情報提示の中で非難など一度もしたことはありません。
しかし世良さんのおっしゃられる通りこれ以上は無意味ですので終わりにしたいと思います。
もう過ぎた昔のことですから。痛みもなくなりましたし、時計の針は戻りませんので。

>私の理解としては「ご遺族への配慮」をしつつ、議論を進めていくために「一般論」と
>して議論していくのが望ましいということではないかと思います。
># 議論は大いにやるべし!しかし非難はダメよ!

JHSC 投稿者:sera@skymate(管理人) 投稿日:08月20日(金)00時22分22秒 
において、主催者と参加者である某誌編集長とかをよんで、事故報告、気象分析、事故防止対策
について話合われたってJHFレポートに載ってたので、何らかの調査らしきことはやった
と思いますが、報告書が出たってことはJHFレポートで見たことないですね。
いずれにしろ、一般フライヤーの目にふれるような形で調査内容をフィードバックしないので
あれば、そんな調査は調査者の自己満足に終わっていまい、無意味だと思います。
「高山村の教訓」というのが誰の目にも触れる形で文書化されてないってのは外部から見て
パラ業界の姿勢に疑問を抱かせるのではないでしょうか?

現在、JHFの改革を進めているようですが、JHSCの改善というのが大きな課題ですね。
情報のフィードバックのないところに事故防止なんてことを言っても、画餅になってしまい
ますから。

# 事故や災害の調査というと、えてして自己満足な物が多いのは事実です。
# 我が街神戸の震災の時は「調査公害」って言われるぐらいでしたから・・・。

私はニフティーユーザーではないので詳しいことは知りませんが、高山村の件に関しては
パラ・ハングMLと同じく、ニフティーでも激論があったと聞いています。
某誌編集長のコメントはプリントアウトしたものを見せてもらったことがありますが、訳の
わからない内容だったためか、何が書いてあったかという印象すらありません。

# サムソンさんと萩原さんの書き込みから察するに、以前ここに書いてあった「パソコン通信
# のトラブル」というのが、高山村のことであろうと勝手に推察しますが、その時のミスリード
# に関して話題にすると、恐らくは違う方向に話がいってしまいそうなので、今後は、ここに
# 書き込む皆がお互いミスリードすることのないように、慎重に議論を進めていくということで
# ご了解いただきたいと思います。

私の理解としては「ご遺族への配慮」をしつつ、議論を進めていくために「一般論」として
議論していくのが望ましいということではないかと思います。

# 議論は大いにやるべし!しかし非難はダメよ!

あの騒動は何だったんでしょう? 投稿者:萩原 投稿日:08月19日(木)20時49分27秒 
あの騒動は何だったんでしょう?
誘因だと思いますと書いたら、信じられない程強烈な非難を頂きました。

こういう不安定な時期の不安定な気象は2〜3週間繰り返し来ることが
ありますので、再発を考えると一般論なんて言うきれい事は言っておら
れません。正義感に突き動かされ、正しく情報を発信しようとしました。
どう伝えるかシナリオ考えました。情報を開示して議論してもらおうと。
結果は皆さんご存じの通り、情報提示できない混乱の中で終わりました。
このことがきっかけになったのか、雑誌で気象の記事が多く出されるよ
うになりましたが、私が情報提示したかった異常気象についてはタブー
になってしまったのか一度も取り上げられることなく今日に至ってます。
登山界では常識に近くて、必ずその筋の本には記述されているのですが。
今となっては、もう情報提示しようという使命感も意欲も失せましたが。

あの書き方で非難書けば混乱するであろうと言う結論が見えていたのに、
どうしてああいうミスリードをされたのか、一度伺いたかったのですが。

それからJHFは動いてたと聞いています。
確かめる術がありませんが、気象担当の方が報告書を出されていたとか。

私には分かりません。 投稿者:萩原 投稿日:08月19日(木)16時14分50秒 
個人的には実名出されません。出されても私はバックグラウンドに疎いです
ので、おっしゃられるような工作があったのかどうかは私には分かりません。

それから、世良さん。メーリングリストでは、大変に、お世話になりました。
脱落1号か2号かと思います。ご迷惑お掛けしたのではと、心配してました。

公式の場でお怒りを頂いた方も何人かいらっしゃいました。

皆さん、影響力の大きい方で、どなたも大変感情的で攻撃的で、異常な空気
を感じました。内容ではなくて話題とすること自体がけしからんというよう
な雰囲気でした。功名心でも何でもなく、天候が不安定でしたのでもし再現
したらと心配で皆のためと思って書きましたが、こういう反動があろうとは。

こたえたのは、お会いしたこともあるし気心も知ってると思っていたネット
で信頼してた方にいきなり強烈な非難を頂いたときです。目の前まっくらに。
別の著名な方から雑誌で非難されたときもこたえました。その方がニフティ
に書き込まれた一方的な弁明にもとっても驚かされ、心身共にこたえました。
影響力強い方ばかりだけに出て行け発言の方のような反応が出るのでしょう。

ご遺族の方との言い方をすればレッグベルトの件も話題に出来なくなります。
やはりこの手の事故の話題は今のような日本の構造では無理なんでしょうか?
もう昔のことなので痛み感じなくなりましたが、絶望に近い空しさ感じます。

RE:事故隠し 投稿者:サムソン in 飛騨高山 投稿日:08月19日(木)11時01分51秒 
サムソン in 飛騨高山です。

高山村の事故に関しては、安全性委員会は動いていません。
JHFからの調査とかは無かったようです。
従って調査報告とかは存在しないようです。
あるとしたら警察の調査報告だけでしょう。

あの時のフォーラムでの激論(?)は、原因追求云々とかじゃありません。
ある方の推論がやや断定調だったのを、私が必要以上に咎めたのが騒ぎの
きっかけてす。
その方の推論は、実は私も多分その通りだろうとその時も今も思っていますが、
部外者という立場上、推論はあくまで一般的な意見として言うべきだと、少々
必要以上に咎めたのが発端です。

その論争をモニターしていた某紙の編集長が、編集長談話というような放
言的なコラムに、まるでその方を揶揄するような傷つける意見を一方的に書
いたのも、騒ぎを大きくしました。
私はカンカンになって怒り、その雑誌に詰問状を送付しましたが、直接の返答
は無く、要領の得ない回答がフォーラムに出されました。

今思えば感情的に咎めるのではなく、もっとやんわりと指摘して別な方向に
リードすれば、一般的な議論として皆の知識も深まっただろうし、もっと考えれば
皆の意見を取りまとめて、調査して貰いたいとJHFに運動を働きかける事も
できたかも知れません。
あの頃はニフティー・フォーラムは非常に力がありましたから。
ダラダラと尻蕾に終わってしまったのが、とても残念です。
と言うより、私の咎め方に対する批判とかにエネルギーが向いてしまって、折角
の事故からの教訓を得ようとするチャンスが、方向が逸れてしまいました。

皆が対等で平等の立場から発言するメディアですから、誰もがリードする立場
であり、誰もがミスリードする可能性があるわけです。
その方の発言、言い方にたとえ問題が存在したとしても、ミスリードするきっかけ
を作ったのは私で、これはとても反省しています。
同時に変な方向に逸れ出してから、上手にまとめてリードしてくれる方が居なかった
のも残念な事でした。
ここではたぶん大丈夫でしょう、セラさんがしっかりなさっていますから。

この件に関してはもうこれ以上突っ込みをされたくありませんので、質問、
ご意見などはどうぞご勘弁下さい。


さて、JHFの事です。
安全性委員会という名前だと、私たちは航空局の(運輸省?)の事故調査委員会
みたいなものを想像してしまいます。
あの調査は徹底していて、厳しい調査で事故の原因をえぐり出しますね。
それには事故隠しとか原因隠しなどは一切見られません。

残念ながらJHFの安全性委員会は、そのような思想は皆無だという事です。
現在の委員会は学者さんの集まりで、機体の安全性、審査、そういう事が仕事
の中心になっていて、事故の調査とかは先ずありません。
大分前にラインがブチブチと切れて(確か福岡)怪我をした事故で、安全性委員会
が動いて調査をした事がありますが、確かそれだけじゃないかな。
それも県連が要請して始めて動いたようです。

あ、足尾のハングのカラビナの破断の調査もありましたね。

そもそも委員会は任命制の学者さん達で、フライヤーは殆ど居ないようです。
フライト経験の無い人達では、気象とかの判断がどのような現象をもたらすか
調査判断は難しいでしょう。

そのような問題がある所から、委員会を改善すべきだとの意見もあるようですが、
まだどうなるかは全く判りません。
とにかく今の段階では、JHFの安全性委員会は事故(機体などのハードは別
として)の調査とは無関係のようです。

いちまいたんたんたんぷらたん 投稿者:たかぞう 投稿日:08月19日(木)06時12分06秒 
こんにちは。「いちまいたんたんたんぷらたん」のたかぞうです。
ゆっぺさんの所から宣伝に来ました。

私のHPには「Yaboo!」という検索エンジンがあります。
「Yahoo!」ではなく「Yaboo!」です。
たくさんの方に登録していただき、でっかい検索エンジン
にしたいと思ってます。

めざせYahoo! 超えろYahoo! 倒せYahoo!

みなさんのご来訪を心よりお待ち申し上げます。
宣伝でした。すみません。

http://ww2.tiki.ne.jp/~takazo/
http://ww2.tiki.ne.jp/~takazo/

事故隠し 投稿者:sera@skymate(管理人) 投稿日:08月18日(水)22時53分52秒 

ってのが、かの動燃のことで話題になりましたが、パラ業界では・・・・。

萩原さん >
  高山村の大事故に関しては、私は未だにその全容に関する報告のような物を見たことが
  ありませんが、どこかにはあるのでしょうか?
  もしあったとしても一般フライヤーの目に触れないのなら、それはないのと同じだと思います。
  あの時、パラ・ハングML上でも激論がなされましたが、ひとりひとり沈黙していって
  いつの間にか尻すぼみになってしまいましたが、発言者を個々にメールで非難して黙らせた
  ってな実態があったってことですね? 
  なんか背筋の冷たくなるような話です。(某社のさしがねか???)

  憶測を元に推論を重ねていくと、事実と正反対の結論が出てしまうことがありますので、
  事故に関して議論する場合は往々にして情報が少ないので注意が必要だと思いますが、
  これも、主催者なりJHSCなりが正確な情報をオープンにしないからではないかと
  思います。

  あの高山村の大事故に関しては、何であのようなことが起こったのかずっと気になっています。
  大会を開催するにあたっては、タスクを考える参考に必ず天気図を取り寄せますし、
  主催者側には天気に詳しい人がいっぱいいたはずですが、何であのようなことになって
  しまったのか??

サムソンさん >
  事故隠しってのはどこのエリアでも一般的なのでしょうか?
  私のウェブには「自己(事故)の恥は書き捨て」ってことで緊パラレポートとか置いてますが、
  緊パラ開傘なんてやった人はいっぱいいると思うけど、ウェブ上で取り上げてる所は
  見かけませんね。
  救急法の講習に反対するってのは開いた口がふさがりませんが、世の中にはいろんな人が
  いるのですね。

  琵琶湖の事故に関しては情報が少ないので正確なところはわかりませんが、雲底が低く、
  雲中に入ってしまって方向がわからなくなって裏山に流されていったとのことですから、
  気象条件の読みに問題がなかったのかどうか気になるところです。
  高山の事故から学んでないってことになると思いますが、高山の事故に関しては公式情報
  がほとんどないので、ネット上でいろいろと知り得た人以外は学びようがないってこと
  になるでしょうか・・・。

  事故の再発防止にはこれまでに起きた事故の情報をオープンにすることが必須だと思う
  のですが、JHSCには私には思いつかないような何か別の良い方法があるのでしょうか?
  一般フライヤーに広く情報がフィードバックされないJHSCの活動ってものに関して
  疑問がつのるばかりです。
  同じような事故が増えると業界の衰退を招くとは思ってないんでしょうか???

何故なんでしょうねえ 投稿者:サムソン in 飛騨高山 投稿日:08月18日(水)18時48分15秒 
サムソン in 飛騨高山です。

何故、事故とかの事を伏せたがるんでしょうねえ。
これが日本人特有の事なのか、そうでないのかは知識がありませんが、少
なくとも私の周囲では、確かに隠したがる傾向があります。
救急車を呼ぶと大げさになるから呼ばないほうがいいとか、自衛隊ヘリコプ
ターの要請の方法を教えようとしたら、そんな事をすると、エリアが閉鎖にな
りかねないからと反対されたとか、しょっちゅうです。

一番唖然としたのは、救急の事を熱心に教えようとしている私に、あんまりそ
ういう事を熱心にやると、危ないスポーツだと思われるから、止めて欲しいと
言われた事があります。
もう二度とその男とは口をききたくないと思いましたが。


今回の琵琶湖の事故の事は、五日も経過してからの死亡だそうで、あまり話題
にならないようですが、あまりにも多くの問題を含んでいます。
当事者ではないので断定できないし、差し出がましい事を言ってはいけま
せんが、あくまで一般論として考えたとしても、あの高山の事故から何も学
んでいないという疑念が拭いきれません。

JHFの安全性委員会あたりが、キチンと調査して、事実があるならば痛みを持って公表すべきなのでしょう。
変に庇い合うぬるま湯体質の存在があるならば、事故の再発の防止の一
番の大きな障害となり、結果としてこのスポーツの衰退を招きます。

残念ながら現在の安全性委員会の体質というか、考え方、役割は、そういう
我々の(と言っていいと思うが)希望とはかけ離れた存在のようです。
憎まれ役、各エリアから、大会主催者から嫌われる、恐れられる役、そんな
役割の委員会ができないものかと、切に思います。

心より同感です。 投稿者:萩原 投稿日:08月18日(水)09時57分49秒 
世良さんの書かれたことに、心より同感しています。

>いずれにしろ、事故に関する話は情報をなるべくオープンにして同種の事故の再発を
>防止するのが本筋だと思います。

あのときは、ネットの渦中にいてお怒りを頂きました。
神戸事件を引き合いに出される方がいらしたり、
雑誌やネットや個人メールで数々の非難を頂きました。
もう昔のことなので痛みはなくなりましたが、心の傷と焦燥感が残りました。

>かの高山村の大事故に至ってはネット上では大騒ぎになったものの、
>パラ雑誌にはほとんど具体的なことは載らなかったです。
>「ご遺族への配慮」というのが公式見解のようですが、
>他のフライヤーに何も情報が知られないままで同種の事故が再度起こったとして、
>ご遺族やご本人の悲しみがより深まるだけではないかと思うのですが・・・。

「イタリアン・キラー・ストーム」の悲劇 投稿者:sera@skymate(管理人) 投稿日:08月17日(火)22時37分56秒 
ってのがパラワールド別冊「パラグライダーにチャレンジ」の別冊付録の30Pに出ていますが、
寒冷前線が近づいていて、イントラが警告したにもかかわらず、さらに地元のトップパイロット2人
がテイクオフして、結局、6人が死亡、3人が凍傷で両手の指切断というハング史上でも有数の
事故が1988年7月24日にイタリアのコモであったそうです。
トップパイロットがテイクオフしてきたのを見て、飛行中のパイロットが安心して着陸する
タイミングを遅らせたのが事故を大きくしたようです。

パラで事故が起きても、日本では原因追及や同種の事故を防ぐための対策ってな話があまり出て
こないことが多いように思いますね。足ベルトの件はこことかでかなり議論されて、パラワールド
に記事にまでなりましたが、通常はほとんど話題にもなりません。
事故のことはJHFレポートにも少ししか載らないし。
Big AirってウェブにはParaGliding Accidents Reportってのがあって、(↓)事故例がいっぱい
出てますが、日本のウェブで同じようなものは私の知る限りないですね。

かの高山村の大事故に至ってはネット上では大騒ぎになったものの、パラ雑誌にはほとんど
具体的なことは載らなかったです。
「ご遺族への配慮」というのが公式見解のようですが、他のフライヤーに何も情報が知られ
ないままで同種の事故が再度起こったとして、ご遺族やご本人の悲しみがより深まるだけで
はないかと思うのですが・・・。

仲間内でも事故があっても隠したがることがあったりするので、仲間内のMLで文句を書いたら
「日本人の国民性ではないか」ってな意見があったりしましたが、そういうものでしょうか?
いずれにしろ、事故に関する話は情報をなるべくオープンにして同種の事故の再発を防止
するのが本筋だと思います。


# 某社では自社関係の事故は完全極秘にするのに、他社の事故は文書にして全国に配ったりする
# とか聞いたことがあります。先日も、県内で今年に入って某社関係で事故があったけど完全極秘
# になってるって噂聞いたけど本当かな??
http://www.BigAirParaGliding.com/accidentslist.cfm

丹沢湖玄倉川事故に想うこと 投稿者:萩原 投稿日:08月17日(火)11時56分34秒 
お盆休み中に、ジャンルは違いますが川で悲惨な事故がありました。
連日新聞/TV報道されてますが、心痛む思いで一杯です。

危険と隣り合わせのアウトドアスポーツに共通の危うさを強く感じました。
その危うさは同じアウトドアスポーツのパラにも起こりうるのではないか。

ダム放水を知らせる警報が、前夜繰り返しいつもより長く鳴らされました。
初心者含む何人かが不安に思い避難しようと提案したそうです。その提案
に同調した人達が荷物まとめてると、何回か同じ場所でキャンプした経験
のある人に「こんなこといつものことで、大丈夫」と一蹴され、何人もの
人がそれに従いその場に残って、惨事を招いたのではと新聞にありました。

ここで私の感じたことは人間の心理です。一人だと正しい判断が出来ても、
集団だと、集団心理で思いも寄らない安易な方向に判断が流れることがあ
ります。同じアウトドアスポーツのパラでも、同じ様な危うさを感じます。

ヒューマンエラーをもっぱら研究している研究会があって、その報告書で
以前に、集団で過ちを犯すケースというのを読んだような記憶があります。
普通は何人かの人の判断が入れば、過ち犯す確率は積で激減してきますが、
ある条件下では何人寄っても過ち犯す確率は減らないこともあるようです。
同じ様な力量や経験を持った人達が、同じ様な環境や心理状態に長時間置
かれたときには、同じ様な過ちを犯しやすいとかだったように覚えてます。
パラでも飛べる飛べないのぎりぎりの状況が長時間続いた後とかに、十分
に起こり得ることだと思います。そのような状況下では、何人でチェック
してもミスの確率減らないことがあり、すっぽ抜け起こりやすくなります。
あの人がこう言ったからとか、あの人が飛べたのだからとか、前回大丈夫
だったからとかややもすると相対的判断に走りがちですが、集団過信せず、
正しく情報収集して絶対的な判断をするように心掛けなければなりません。
最後は自己責任と言うことを明確に自覚させる指導が不可欠だと考えます。

昔天候のことで意図せぬお怒りを頂いたことがありましたが、その頃から
条件重なった時の人間心理の危うさに関する私の思いは変わっていません。

人の心理が危ういものである以上、安全装置の充実も期待したく思います。

5000番 投稿者:sera@skymate(管理人) 投稿日:08月12日(木)22時27分57秒 
越えましたね。
カウンターが付いてからは、重い話題、深い話題ばっかしですが、よくぞここまでアクセス
があったものだと驚いています。

サムソンさん貴重な情報有り難うございます。これからもよろしくお願いします。
みなさんも今後とも情報提供をよろしくお願いします。

# 軽い話題は第二掲示板(↓)へ。
http://www62.tcup.com/6203/quesera2.html?

一般的な知識として 投稿者:サムソン in 飛騨高山 投稿日:08月12日(木)10時27分17秒 
サムソン in 飛騨高山です。

セラさんからの報告で、琵琶湖バレーでの大会で怪我をされていた方が、
五日後に容態が急変して亡くなったそうですね。
大変残念な事で、心からご冥福を祈ると共に、残されたご家族の方達が慰
められるようにお祈りいたします。

さて、顔面挫傷と圧迫という事から考えられる事は、脳挫傷か内臓損傷が
あって、それが小さいもので当初は気がつかず、徐々に出血が進行して、
ある時一気にダメージが来たというような事が考えられます。
もしそうだとしたら、これは大変ご不幸としか言いようが無いパターンで、まま
ありうる事なのです。

先日も私の知り合いが、交通事故の後遺症で一カ月も経ってから頭痛と軽い
意識障害を起こしました。
前から私が警告していたので、すぐに脳外科の範疇と判断し、自分で脳外
科に行って、開頭手術をして事無きを得ました。

私の言いたいのは、今回の事故の場合は仕方ないじゃなくて、その時は何
ともなくても内部の小さな傷の場合は、徐々に進行する場合があるという事
を、自分自身も良く承知しておくべきだという事です。
その場合も、急激にきた場合には、確かに対処のしようがありませんが。


もう一つは天候の事です。
今年は太平洋高気圧の勢力が弱く、特に西日本は縁辺部になります。
これに対立するモンゴル高気圧というのがあるんだそうですが、この勢力も
今年は弱く、丁度日本の西半分が両方の高気圧の狭間に入って、谷間状態
になっていて、その谷間を南からの湿った風が吹き込んで居る状態だそうです。
つまり、四国九州などの大雨はこの理由によります。
この場合南の強風と湿った風ですから、雲高の低下が問題となります。


さて、極く一般的な考え方ですが、気圧配置など、天候の全般的な状況が
良い場合は、局面が悪くても、待っていれば必ず好転します。
この場合は問題ないのです。
しかし最近のように、気圧配置の全般的な状況が悪い場合は、局面が良く
なっても必ず悪転します。
この場合のフライトは、大げさに言えば一か八かの賭けになるという事です。
勿論これは皆判っている事でしょうが、ついつい目先の事に釣られて目がくらむ
のだと思います。


大事な事は周囲に影響されずに、全体的な気圧配置などの判断を、自分の
目で見れるようになる事です。
そんなに難しいことではありません。
最初は普通の地上天気図で充分です。
これでも充分大勢は判断できます。

極く一般的な知識としての情報でした。
サムソンは14日15日のジャム勝山のF−1大会に、救急員として詰める
予定です。
勿論時々飛ばせて貰います。
バケモンみたいにデカイスピアーに、自衛隊の予備傘を腹の前にくっつけて
飛んでるオッサンが居たら、それはサムソンです。(^^;;;

獅子吼レポート その2 投稿者:sera@skymate 投稿日:08月11日(水)23時11分17秒 
獅子吠でガンビットで落ちて怪我された方ですが、レスキューを投げたものの、ダウンプレーン
を起こしてしまい、仰向けの姿勢になり落下した為、着地姿勢をとれなかったようです。
高さに余裕があれば何とかできたのでしょうが・・・。

「ダウンプレーン」と言うのはレスキューを開いた後、潰れていた機体が復活してレスキュー
と釣り合ってしまって、下に向かって飛んでいってしまい、降下速度が加速する現象です。
これを起こすと、レスキューが大きくても横倒しになって投影面積が減ってしまい、効果が
薄れてしまいます。
ダウンプレーンは私もレスキューを開いたときになりました。
ここ(↓)に書いてありますが、最大沈下がMAXで8.8m/sでした。
パラシュート降下の沈下速度で、五点着地を訓練した人間の耐えれる限界が6.8〜7 m/s
と言いますから、そのまま地面に着地すると大怪我したのも無理からぬことでしょう。

ですからこの場合、機体をいかに処理するかが問題になってきます。
先日、フリーフライトジャパンの方にも聞きましたが、
「レスキューを開いた後、機体をどう処理するかが問題だ」
と言ってました。
Bストールに入れるのが良いようですが、コンペ機なら引けば簡単に入っても、最近はやりの
DHV1−2の機体になると
「女性の力では無理ではないか?」
と言ってました。

ではどうすれば良いかということになりますが
「ブレークを手に思いっきり巻いてストールに入れる」
ってことが考えられるそうです。
しかし、この場合、どちらか片一方のブレークだけだと、機体が回って、レスキューのラインに
何度もブチ当たってレスキューを破壊することもありえます。

# AFNORのビデオでそういうシーンがありました。
http://tech.millto.net/~bluesky/zakkann.htm

獅子吼レポート その1 投稿者:sera@skymate 投稿日:08月10日(火)23時26分32秒 
獅子吼の大会に岩屋からは私やようこちゃんや他にも多数が参加していました。
3日とも飛べました。

こちらの神戸新聞にも接触事故のことが載ってましたが、大会2日目に私がテイクオフにいてリフライト
の準備中に、ゴンドラリフト山頂駅上空の高さのないところ(私が見たときで10数mぐらい
だった)でブーメランとオメガ4の接触事故が起き、ブーメランのTAKの方がレスキューを投げましたが
間に合うはずもなく、落下。
オメガ4の方は機体が電線に引っかって無傷でしたが、(機体はボロボロ)TAKの方は肋骨
とあばら骨が折れて、肺に傷がついたそうです。(今週中には退院できると聞きました)
落下地点は、アスファルトの道路と、コンクリートの建物との間の土の斜面だったので、その点
ではラッキーなことでした。もう数mずれていたら、最悪の状況も考えられたと思います。
あまり混雑してなかった時の事故でした。
TAKの方のヘルメットは再使用不可能なくらいのヒビが入ってました。

新聞には出ていませんでしたが、それから数十分後に山の上でUPの最新鋭コンペ機ガンビットが
スピンに入って戻らなくなってレスキューを投げたが、平らな所に降りてしまい、圧迫骨折を
したそうです。
回復させようとずっと試みていたとかで、レスキューを投げたのも遅かったそうですので、
着地体勢を取る合間がなかったのでしょうか?
ライザーがぐるぐるにツイストしていたそうです。

また、この前後にはゼノンが大きく潰れてライザーがツイストしてレスキュー開傘。
しかし無事着地されたそうです。

3つとも1時間ほどの間のサーマルが急に強くなった時の事故でした。
ゼノンがレスキュー開傘した後の上空を飛びましたが、荒れ荒れのサーマルで、上見て潰
さないのが精一杯でした。以前乗っていたエスケープだったら怖くてさっさと降ろしてたか、
開傘2号になっていたことでしょう。


最終日。ランディングの終了時間直前に、早く降ろそうとして翼端を折ってローリング
していたシグマ4が、振りすぎたのか、横滑りを起こしたのかどちらかは定かではないのですが、
パイロットが地面にたたきつけられてバウンドしていました。
歩いていたとかでひどくはなさそうでしたが。


6,7年前ぐらい前は、大会と言うと必ず救急車が走ってましたが、ここ最近はそういう
場面に遭遇したことがなかったので、何とも残念です。

岩屋フライヤーがまた1人・・・ 投稿者:sera@skymate 投稿日:08月10日(火)22時12分42秒 
お亡くなりになりました・・・。

ハチ高原のクラブの方で、岩屋には時々飛びにきていました。

事実関係がはっきりしないので書き込みを控えてましたが、通夜に行ってきた仲間からの情報
を書きます。

先日、この掲示板に書いた7月31日(土)の琵琶湖バレイの大会で、裏山に流されて落ちて、圧迫と
顔面挫傷をされた方が、8月4日(水)に急死されたそうです。

月曜日に精密検査した結果では、亡くなるような怪我ではなかったそうです。
亡くなる前日にお見舞いに行った人の話では冗談も言えて状況説明もできるぐらい元気だったのに、
翌日何故か容態が急変して心停止したとのことです。
病院も驚いて解剖したがったそうですが、故人を傷つけるのにしのびなかったのか、ご家族
が断ったとのことです。

ですから死因は不明です。事故との因果関係も不明です。

故人のご冥福をお祈りします。

お返事です 投稿者:sera@skymate 投稿日:08月10日(火)21時55分38秒 
きくち@白糸さん >
  あれが役だった場合は、地上に降りるまでに失神してたりして・・・・。

L.Eagle >
  プロバイダーによっては見れてたみたいです。これってどういうこと??
  ボナンザはスピードありますね。でもそれでもほとんど進まなかったりして怖くて
  降りちゃいましたけどね。日曜日は・・・。 

Tカップ 投稿者:L.Eagle 投稿日:08月10日(火)07時20分45秒 
2,3以外見ることができません
サ−バ−がダウンしているのでしょうか?

昨日ボナンザで初海風リッジしました
アクセルを踏むと対地速度がフォロ−で60Kでました。

フロントTバック!? 投稿者:きくち@白糸 投稿日:08月05日(木)22時51分24秒 
アエロタクトのページを見ると赤いフロントTバック!?が写真のモデルの●●に食い来んで
痛そうですね。 その恐怖心から付け忘れを防げるという効果が期待できそうです。