私の機体遍歴


 私は、過去何機かの機体を乗り継いで今日に至ってます。ここでは今までの機体について少しづつ書いていこうと思います。でもって更新随時です。
 見てのとおり、同じ会社の機体に乗ったことがありません。別にそういう主義というわけではないのですが、何故だかそうなっています。これからどうなるかは、わかりませんが? 
 今のところ画像はありませんが、いずれリンクしようと思います。

機体名 使用
期間
特   徴
スカイウォーカー・F−325 89.8.27〜90.6.19  パラグライダーと言うよりも、パラシュートに近い機体でした。説明書に小さい字で「離陸直後は滑空しません」と書いてあるのを発見して唖然としました。立ち上げ最悪でしたが、安全な機体ではありました。乗ってて潰れたことがない唯一の機体です。
 岩屋山もこれで初めて飛びました。今、同じことやれって言われても怖くてできません。(笑)あまりにもの性能の悪さに1年せずしてリタイヤ。
エアーマン・ブームエア22 90.6.29〜92.3末   最近わかったのですが、かのブーメランの設計者ジン・セオク・ソンが設計した機体だそうです。この頃は天才設計者も只の人だったみたい。(笑)
 おそらくはアスリートのコピーで、実に良く潰れる機体でした。仲間に言わせれば「飛べば潰れる!」ってことでした。キャッチコピーは「空気を切り裂いて飛ぶ」ってことでしたが、印象は「空気に切り裂かれて飛ぶ」(笑)
 この機体では実に良くツリ沈しました。もう思い出せないくらいいっぱい。(笑)でも丈夫な機体で、それでもって破れたってなことは一度もなかったです。
 後日、販売元にチューニングしてもらって潰れにくくなりましたが、ポイント大会に参加して恥ずかしくなってリタイヤ。
ジール・ネシアM 92.4.30〜94.2.19  「安全性の中の高性能」ってキャッチコピーに惹かれて買いました。印象は「危険性の中の中性能」(笑)
 知らないってことは幸せなことで、最初の頃は安全と信じ込んでいたので、今までで一番良くマヌーバした機体です。怖い、怖い。初フライトは立山ゴンドラカップ。いきなり3分の2潰されたけど、本人は「安全性が高いから助かった」と信じ込んでいた。ははは・・・。
 潰れた時の挙動の激しい機体で、何度かピンチに陥りました。最後にはとうとうパラ恐怖症になってしまいました。当然のことながらリタイヤ。
イーデル・レインボーM 94.2.19〜94.7.17  私のパラ恐怖症を治癒させてくれた有り難い機体です。設計者ジン・セオク・ソンも随分勉強したのでしょうね。(笑)
 翼端が少々潰れても気づかずに飛べれる鈍感さは、「潰れ=旋回」って恐怖症に取り付かれていた私に、再びパラで飛ぶ楽しさを教えてくれました。この機体に乗り始めてから、自分の上達を感じることができるようになりました。自己最高ゲイン記録(1700m)はこの機体で達成。
 好きな機体ではあったのですが、ブレークが筋肉痛になるほど重いのと、旋回性の鈍さが気になりはじめて、わずか半年足らずで交代。その間はリハビリ期間中って感じかな?
ノバ・スフィンクス125 94.8.27〜95.10  その頃、岩屋山ではスフィンクスだらけ。いつも上を飛ばれてくやしいので同じくスフィンクスを購入。わかったことは機体の差でなくて、腕の差だった。(笑)
 初フライトでありながら初めて3時間以上これで飛んだし、岩屋山で初めて粟賀山アウト&リターンこれでできたし、白馬での私のパラ史上最も恐怖のフライト(そのうちUPします)の時もこれだったし・・・等々、非常に印象深い機体ではありますが、谷渡りの際の足のなさが気になって選手交代。最初は3年は乗るつもりだったのにな〜。(笑) 
アドバンス・オメガ3−25 95.10.〜97.2.15  評判の良さで遅蒔きながら購入。当初、ゼノンも候補に挙がっていたけど「危ないからやめた方がいい」って忠告もあって、オメガ3に決定。私の腕でゼノンに乗っていたら、今頃はパラやめてたかも?
 クロカンらしいクロカンを始めてやった機体。乗り易さでは今まで乗った機体の中で一番良かった。怖い思い出(大潰れorとどかない等々)がない唯一の機体。これで本当にクラス3か?造りもいいし、アフターサービスもいい。言うことなかったが、新型機と比べて劣る足が気になって、苦渋の決断。(笑)選手交代。
UP・エスケープS 97.3.27〜99.1.30  買う前はUPはケンドーの印象が強くて、旋回性が気になってた。乗ってみて納得。結構良く回せる。結構乗りやすい。初フライトでいきなり、岩屋山ー安全山アウト&リターン。すぐに気に入る。潰れても回復早い、挙動が比較的おとなしいってことで、どんどん飛ぶようになる。荒れ気味のコンディションでフルアクセル。潰れて墜ちてレスキュー開傘。しょせんはやっぱりクラス3ということを思い知る。(笑)今までで一番長時間乗った機体。(と言っても岩屋基準じゃ全然少ない方だけど)
 性能的にもまだまだ使えるし怖い目にあったのも1回だけだけど、最近飛行時間減ってるからコンペ機はどうかな〜ってことと、SPSにも出てみたいってことで選手交代。
GIN・ボナンザS 99.4.30〜現在  三度ジン・セオク・ソン設計の機体を購入。この人の設計した機体とは一番つきあいが長いです。
立ち上げ重い、ブレーク重いって評判だったけど、立ち上げはエスケープより軽いし、ブレークはエスケープよりは重いけど、特別重いって言うほどとは思わなかったです。
まだ乗り始めなんで、感想はぼちぼち書いていきますが、浮きの良い機体で、風があると立ち上げたとたん上昇してしまいます。また、ピッチ安定はすばらしいと思います。
センタリング中は外翼が走る傾向があるので、外翼の抑えが確実に出来る人以外は乗らない方が良いでしょう。スポーツ機とあなどって2機目に買うと泣きをみるでしょう。(笑)人によっては3機目でもつらいかも?